2012年05月29日　20:00

パナソニック、フル・ブラックパネルIII プラス塔載「VIERA ZT5」

パナソニックは、プラズマテレビ「VIERA」の新モデルとして、「スマートビエラ ZT5」シリーズを発表。65V型「TH-P65ZT5」、50V型「TH-P50ZT5」の2機種を、6月下旬より発売する。

「VIERA」の最高画質モデルで、3D対応プラズマパネル「フル・ブラックパネルIII プラス」を装備。階調表現技術1/4サブフィールドドライブを搭載し、従来機種「VT3」に比べ、明るさの最小単位を1/4にすることで、微妙な明るさの違いを表現可能にしている（シネマプロモード時）。

また、漆黒の黒表現に加え、ピーク輝度を高めることで、同一画面内で同時に表示できるネイティブコントラスト550万：1以上を実現。輝度、高コントラスト特性を持つ新しい「低反射ディープブラックフィルターIII」を採用し、明所コントラストを従来機種「VT3」シリーズ（同V型）比の約1.3倍に向上させている。

さらに、映像圧縮ブロックの境界を検出し、ノイズリダクションを施す「ピュアイメージクリエーション」や、映画オリジナルの豊かな色をリマスターする「ハリウッドカラーリマスター」機能を塔載。YUV4：4：4に対応し、24ビッド信号情報を超える30ビッドの信号処理システムを装備する。動画表示性能は、インパルス表示や短残光蛍光体などの動画解像度を高める駆動を制御することで、フルHD動画解像スピード1700pps（画素/秒）を実現している。

音質面では、「バーチャル3DサラウンドシステムIII」を搭載。本体スピーカーだけで、デジタル放送の5.1chバーチャルサラウンドを実現している。スピーカーには、ウーハーを内蔵した新開発のスリムスピーカーシステムを搭載。本体背面にウーハーを内蔵することで、より臨場感のあるサウンドを実現している。

録画機能は、USB HDD録画に対応。地上・BS・110度CSデジタルチューナーを3基塔載しており、2番組同時録画が可能なほか、録画モードとして、「標準モード」と「長時間モード」を用意している。

このほか、無線LANユニットを内蔵。「お部屋ジャンプリンクサーバー」や「ビエラ・コネクト」、スマートフォンとの連係機能に対応する。リモコンでは、新「らくらくリモコン」を採用。「ディーガ操作」ボタンを新設し、ビエラリンク機能で、ディーガの操作にも対応する。さらに、タッチパッドを採用した「ビエラタッチパッドリモコン」が付属しており、ビエラコネクトやブラウザーを簡単に操作することが可能だ。

価格はいずれもオープン。

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