2010年06月28日　17:27

オンキヨー、9.1ch対応フラグシップAVアンプなど

オンキヨーは、9.1ch対応AVアンプの新モデルとして、「TX-NA1008」と「TX-NA5008」の2機種を発表。「TX-NA1008」を7月17日より、「TX-NA5008」を8月7日より発売する。

両機種とも、HDMI Ver.1.4aに対応し、3D映像伝送とオーディオリターンチャンネル（ARC）に対応。ARCに対応するTVとHDMIケーブル一本で接続することが可能だ。

また、両機種ともに、ネットワークで接続したPC内の音楽ファイルを再生できる「ネットワークオーディオ」機能を搭載。本製品とルーターをLAN端子で接続して設定することで、Windows Media Player（バージョン11以降）や、DLNA準拠のサーバー上で管理している音楽ファイルやインターネットラジオを、ルーターを介して再生可能だ。再生フォーマットは、WAV/WMA/WMA Lossless/MP3/AAC/FLAC/Ogg Vorbis/LPCMなど。CDを上回る音質の24bit/96kHzの音源にも対応している。「Windows 7」搭載のPCとLAN接続すれば、PC側がAVセンターを認識して、Windows Media Player上でAVセンターを再生機器として選択することも可能だ。

このほか、垂直方向を含めた3次元的な空間表現が可能な「ドルビープロロジック II z」や、より大きなサラウンド空間を実現する「Audyssey DSX（Dynamic Surround Expansion）」に対応。USB端子を搭載しており、iPod/iPhone内の音声データのデジタル伝送も可能となっている

「TX-NA1008」は、ルーカスフィルム社が提唱するシアターの品質基準「THX Select2 Plus」に対応。入力7系統/出力2系統のHDMI端子を装備する。定格出力145Wで、最大出力は230W。価格は262,500円。

フラッグシップモデル「TX-NA5008」は、Burr-Brown製32bit/192kHz D/Aコンバーターや、電源部には他の回路に影響を及ぼしにくい大容量トロイダルタイプを採用。より広い空間での利用を想定した基準「THX Ultra2 Plus」に対応する。入力8系統/出力2系統のHDMI端子を備える。定格出力200Wで、最大出力は280W。価格は367,500円。

ONKYO