2012年06月28日　16:15

オンキヨー、DSD/Apple Lossless再生対応のハイエンドAVアンプ

オンキヨーは、AVアンプの新モデルとして、9.1ch対応の「TX-NR5010（B）」と7.1ch対応の「TX-NR1010（B）」を発表。「TX-NR5010（B）」を9月中旬、「TX-NR1010（B）」を7月上旬より発売する。

いずれも、DSDファイルやApple Losslessファイルのネットワーク再生に対応したハイエンドモデル。Dolby TrueHDによるサラウンド音楽配信にも対応している。さらに「radiko.jp」「vTuner」「AUPEO!」といったネットワークストリーミングサービスを利用できるほか、DLNAにも対応。WAVやFLACの24bit/192kHz音源の再生も可能だ。

また「Digital Processing Crossover Network（デジタル・プロセッシング・クロスオーバー・ネットワーク）」機能を搭載。スピーカーの接続方法による音の違いや、接続するスピーカーの特性や好みに合わせたセッティングにより、ハイクオリティなオーディオを楽しめる。さらに、ピュアオーディオ直系の設計技術を随所に採用し、THX社の上位規格「THX Ultra2 Plus」にも準拠。アンプの地力を向上させる3段インバーテッドダーリントン回路やグランド電位安定化技術など、独自の音質技術を搭載している。

上位機種「TX-NR5010（B）」には、オーディオ回路専用にトロイダルタイプの電源トランスを採用。さらに、制振性にすぐれたアルミ押し出し材による側板と天板を別パーツにして、より剛性を高めた筐体構造を実現している。

「TX-NR5010（B）」の主な仕様は、定格出力が各チャンネル200W、実用最大出力が各チャンネル280W。インターフェイスはHDMI×11（入力×9[背面×8、前面×1]、出力×2[同時出力可]）、D4×3（入力×2、出力×1）、コンポーネント×3（入力×2、出力×1）、コンポジット×6（入力×5、出力×1）、アナログRGB×1、光デジタル×4（背面×3、前面×1）、同軸デジタル×3、アナログ音声×8（背面×7、前面×1）、USB×2（前面×1、背面×1）を備える。

「TX-NR1010（B）」のアンプ出力は、定格出力が各チャンネル180W、実用最大出力が各チャンネル250W。インターフェイスはHDMI×11（入力×9[背面×8、前面×1]、出力×2[同時出力可]）、D4×3（入力×2、出力×1）、コンポーネント×3（入力×2、出力×1）、コンポジット×6（入力×5[背面×4、前面×1]、出力×1）、アナログRGB×1、光デジタル×3（背面×2、前面×1）、同軸デジタル×3、アナログ音声×8（背面×7、前面×1）、USB×2（前面×1、背面×1）を備える。

価格は「TX-NR5010（B）」が367,500円、「TX-NR1010（B）」が241,500円。

ONKYO