2014年11月20日　17:47

デノン、Dolby Atmos対応のフラッグシップ9.2ch AVアンプ

ディーアンドエムホールディングスは、「デノン」ブランドのAVアンプの新モデルとして、9.2ch対応「AVR-X7200W」を発表。2015年1月上旬より発売する。

同社のAVアンプのフラッグシップモデル。パワーアンプ設計ではシンメトリーレイアウトを採用するほか、パワーアンプ回路をチャンネルごとに個別の基板に独立させたモノリス・コントラクション構成により、チャンネル間の振動によるクロストークを排除している。

また、頭上からの音を再現する最新のサラウンド技術「Dolby Atmos」に対応。デジタル回路では、新世代の32bit対応D/Aコンバーターを新たに採用。DSPには「SHARCプロセッサー」を4基搭載する。

ネットワークオーディオプレーヤー機能は、DLNA 1.5準拠するほか、新たにDSD、AIFFのファイル再生を実現。AIFF、WAV、FLACは最大192kHz/24bit、Apple Losslessファイルのギャップレス再生にも対応。さらに、AirPlayやインターネットラジオ機能も搭載する。

このほか、定格出力は150W×9ch。無線LAN規格はIEEE802.11b/gに対応。Bluetoothのバージョンは2.1＋EDRで、対応プロファイルがA2DP 1.2、AVRCP 1.4、対応コーデックがSBC、AAC。

インターフェイスは、HDMI入力×8、HDMI出力×3、コンポジット入力×5、コンポーネント入力×3、コンポジット出力×2、コンポーネント出力×2、アナログ音声入力×8、7.1ch入力×1、光デジタル入力×2、同軸デジタル入力×2、13.2chプリアウト×1、ゾーンプリアウト出力×2、ヘッドホン出力×1、有線LAN×1、USB×2などを装備する。

消費電力は780W。本体サイズは434（幅）×196（高さ）×427（奥行）mm。重量は17.8kg。

価格は350,000円（税抜）。