2015年08月07日　15:30

マランツ、「Dolby Atmos」「DTS:X」対応7.1ch AVアンプ「NR1606」

マランツは、7.1ch対応のAVアンプ「NR1606」を発表。9月中旬より発売する。

「Dolby Atmos」と「DTS:X」（ファームウェア・アップデートが必要）に対応する7.1ch AVアンプ。高さ105mmとスリムデザインながら、実用最大出力100W、全チャンネル同一構成の7chフルディスクリート・パワーアンプを搭載。緻密な回路設計や入念なサウンドチューニングにより、Hi-Fiコンポーネントにも通じる透明感の高い空間表現を実現した。

また、HDMI端子は8入力/1出力を備えており、すべてが著作権保護技術「HDCP 2.2」に対応。さらに、映像のダイナミックレンジを拡張する新技術「HDR」や「BT.2020」のパススルーにも対応する。

機能面では、ハイレゾ、DSD対応のネットワークオーディオ機能やAirPlay、インターネットラジオ、Bluetoothなどさまざまな音楽コンテンツの再生に対応。本体の操作や楽曲の選択は、iOS/Android対応のアプリ「Marantz Remote App」で直感的に行える。

このほか、Wi-Fi接続も可能。FM/AMチューナーも搭載しており、FM補完放送「ワイドFM」にも対応した。加えて、誰でも簡単に初期設定ができるようにガイドする「セットアップアシスタント」や日本語GUIがわかりやすくなり、使いやすさにも向上した。

主な仕様は、定格出力が50W×7ch、実用最大出力が100W（6Ω 1kHz THD10％ 1ch駆動 JEITA）、対応インピーダンスが4～16Ω、周波数特性が10～100kHz（+1、-3dB、ダイレクトモード時）。無線通信は、IEEE802.11b/g/nに準拠した無線LAN機能とBluetooth2.1+EDRをサポートする。

本体サイズは440（幅）×105（高さ）×376（奥行）mm。重量は8.5kg。

価格は85,000円（税別）。

マランツ