2015年09月16日　15:19

マランツ、Dolby Atmos/DTS:X対応の9.1ch AVアンプ「SR7010」

ディーアンドエムホールディングスは、「マランツ」ブランドより、AVアンプの新モデル「SR7010」を発表。10月上旬より発売する。

最新のオブジェクトオーディオ技術「Dolby Atmos」に加えて、ファームウェア・アップデートによって「DTS:X」にも対応する9.1ch AVアンプ。さらに、8入力/3出力すべてのHDMI端子が4K映像コンテンツに対する著作権保護技術「HDCP 2.2」をサポートするほか、映像のダイナミックレンジを拡張する新技術「HDR」、従来のHD映像の2倍以上の広色域表現を可能にする「BT.2020」のパススルーにも対応。衛星放送やインターネット配信、「UHD BLU-RAY」による4Kコンテンツの高画質を楽しめる点が特徴だ。

仕様面では、実用最大出力235W、全チャンネル同一構成の9chフルディスクリート・パワーアンプを搭載。追加パワーアンプなしで「7.1.2ch」のシステムを構築できる。パワーアンプを追加すれば、「9.1.2 ch」システムまでの拡張が可能だ。

また、プリアンプには、マランツオリジナルのディスクリート高速アンプモジュール「HDAM SA2」を搭載した電流帰還型回路を採用。動作周波数を従来の約3倍に高速化したデジタル回路専用電源「ローノイズSMPS」や超低ESR導電性ポリマーコンデンサー、2層のグラウンド専用層を持つ6層基板など、Hi-Fiネットワークオーディオプレーヤーに匹敵するノイズ・コントロール・テクノロジーによって、見通しがよく、立体的な空間表現を実現するという。

このほか、ハイレゾ、DSD対応のネットワークオーディオ機能、AirPlay、インターネットラジオ、Wi-Fi接続、Bluetoothなどにも対応。FM/AMチューナーを装備し、FM補完放送「ワイドFM」もサポートする。インターフェイスは、音声入力がアナログ音声入力×6、PHONO×1、7.1ch×1、、光デジタル×2、同軸デジタル×2。映像入力がコンポーネント×3、コンポジット×4（前面入力×1）。本体サイズは440（幅）×185（高さ）×401（奥行）mm、重量は13.8kg。ボディカラーはシルバーゴールドのみ。

価格は230,000円（税別）。

マランツ