2018年05月16日　16:20

ヤマハ、Dolby Atmos＆DTS:X対応のデュアル7.1chネットワークAVレシーバー

ヤマハは、「AVENTAGE（アベンタージュ）」シリーズより、Dolby Atmos＆DTS:X対応のデュアル7.1chネットワークAVレシーバー「RX-A880」および「RX-A780」を発表。5月下旬より発売する。

いずれも、フルディスクリート構成7ch低歪パワーアンプやD.O.P.G.（DAC on Pure Ground）コンセプト、アンチレゾナンステクノロジーを導入した制振設計など、「AVENTAGE」基準の高音質設計を踏襲し、3次元サラウンドフォーマットのDolby AtmosおよびDTS:Xに対応したデコーダーを搭載したモデル。

DSD 11.2MHzやWAV/AIFF 192kHz/32bit（32bit floatファイルには非対応）をサポートするハイレゾ再生、高品位音楽配信サービス「Deezer HiFi」への対応、5GHz帯/2.4GHz帯サポートのWi-Fi機能搭載など、ネットワーク周辺機能を充実させるとともに、Dolby VisionやHybrid Log-GammaなどのHDR映像伝送、BT.2020規格、HDCP2.2、4K/60p映像信号、eARCに対応したHDMI端子も装備し、最新の4K映像ソースも画質を損なうことなく再生するという。

さらに、独自の音場創生技術「シネマDSP」や、室内の音響特性を本質的に改善するマルチポイント計測対応YPAO-R.S.C.、入力信号に応じてフロントプレゼンス/サラウンドバックスピーカーが自動的に切り替わるデュアル7.1chシステムなどによって、さまざまなプログラムソースや設置環境で、高い臨場感を実現するとのこと。なお、「RX-A880」のみ、最大8地点での計測結果を解析して音質・音場補正に反映させる「マルチポイント計測」に対応する。

加えて、「RX-A880」は、前面端子類を内側に収めてスタイリッシュな外観を実現するアルミ製前面カバーを装備し、アルミ製ボリュームノブ/セレクターノブも採用。5年間の長期製品保証も付属した。

価格は、「RX-A880」（チタン）が110,000円、「RX-A780」（チタン、ブラック）が88,000円（いずれも税別）。