2019年04月23日　15:30

オンキヨー、IMAX Enhanced対応をうたう9.2ch AVアンプ「TX-RZ840」

オンキヨー＆パイオニアは、オンキヨーブランドの「RZシリーズ」より、9.2ch AVアンプ「TX-RZ840（B）」を発表。5月中旬より発売する。

IMAXシアターのクオリティを家庭で再現する新規格「IMAX Enhanced」（ファームウェアアップデートによる対応）に対応したモデル。デジタルリマスタリングされた「IMAX Enhanced」コンテンツの再生に最適化した「IMAX モード」を利用することで、IMAXシアターサウンドの圧倒的な没入感を再現するとのことだ。

さらに、ホームシアターサウンド認定の世界基準である「THX Certified Select」を取得。「THX Certified Select」は、映画館特有の臨場感を再現するための細かな基準や、規定が体系化されており、THXラボによって、2000項目（1万4000か所）におよぶテストをクリアした場合に取得されるものだ。

また、130W/chの9chハイパワーアンプを装備。Dolby AtmosとDTS:Xの5.2.4chおよび7.2.2ch環境に対応する。5.2.2chと7.2chのフロントバイアンプ接続も可能だ。加えて、11chプリアウト端子も搭載し、パワーアンプの追加によって、7.2.4chのスピーカー構成への発展にも対応する。

このほか、WAV、FLAC、AIFF、Apple Losslessファイル形式のハイレゾ音源（192kHz/24bit）の再生に加えて（ネットワーク経由でのApple Losslessファイル形式の再生は、96kHz/24bitまでの対応）、DSDファイル11.2MHzのネイティブ再生をサポート。「AirPlay 2」にも対応した。

主な使用は、定格出力（各チャンネル）が130W（8Ω、20Hz～20kHz、全高調波歪率0.08%以下、2ch駆動、JEITA)、実用最大出力（各チャンネル）が215W（6Ω、1kHz、全高調波歪率10%以下、1ch駆動、JEITA）、周波数特性が5Hz～100kHz（+1dB、-3dB、Directモード）。本体サイズは435（幅）×201.5（高さ）×398（奥行）mm、重量は14kg。

価格は148,000円（税別）。

ONKYO