2012年10月05日　17:30

デノン、バータイプのホームシアタースピーカー2機種

ディーアンドエムホールディングスは、「デノン」ブランドのホームシアタースピーカー「DHT-S413」「DHT-S313」の2機種を発表。10月中旬より発売する。

バータイプのフロントスピーカーと、アンプ内蔵サブウーハーで構成されるホームシアタースピーカー。組み合わせるテレビ画面のサイズは、「DHT-S413」が40V型以上向け、「DHT-S313」が32V型以上向けとなっている。

いずれも、5.1chのサラウンド再生を、視聴位置前方に設置したフロントスピーカーとサブウーハーだけで再現可能な「ドルビーバーチャルスピーカー」機能を搭載。また、2ch音源を5.1chサラウンドに拡張する「ドルビープロロジックII」にも対応するほか、ドルビーデジタル、DTS、デジタル放送のAAC信号やブルーレイの高音質音声（リニアPCM信号）の再生も可能だ。

アンプ内蔵サブウーハーには、3D映像に対応したHDMI入力端子を3系統、ARCに対応したHDMI出力端子を1系統装備。「HDMIコントロール機能」に対応しており、テレビの電源との連動や、テレビのリモコンで音量調節などを行うことができる。

フロントスピーカーは、「DHT-S413」がレフト・ライトチャンネル用の5.1cmフルレンジスピーカー×4個と、センターチャンネル用の5.1cmウーハー×2個＋2.5cmツイーター×1個の計7個のユニットを内蔵。「DHT-S313」がレフト・センター・ライトのチャンネル用として、1チャンネルあたり2個の5.1cmフルレンジスピーカーを内蔵する。

このほか、アンプ出力は、「DHT-S413」が25W×4ch、「DHT-S313」が20W×4ch。スピーカー設置時にテレビのリモコン受光部が隠れても、リモコンの信号を鏡で反射させて信号を送信する「IR リフレクター」がなどが付属する。

価格はいずれもオープン。