2023年02月22日　11:56

ソニー、NC性能が進化した「WH-CH720N」などエントリー向けヘッドホン2機種

ソニーは、ヘッドバンド型ワイヤレスヘッドホンの新製品として、「WH-CH720N」「WH-CH520」を3月3日に発売すると発表した。

共通の仕様として、圧縮音源で失われがちな高音域を予測・復元する独自技術「DSEE」を新たに搭載し、広がりのある自然な音質を実現。また、スマートフォン専用アプリ「Sony | Headphones Connect」に対応し、イコライザーで好みの音質にカスタマイズできる。さらに、「360 Reality Audio」にも対応する。

■「WH-CH720N」

ヘッドバンド型ワイヤレスヘッドホンの最上位モデル「WH-1000XM5」などに使用している「統合プロセッサーV1」を新たに搭載したモデル。低遅延でのノイズ処理が可能となり、特に高音域でのノイズキャンセリング性能が向上している。前モデル「WH-CH710N」にも搭載していた「デュアルノイズセンサーテクノロジー」と組み合わせることで、より映画や音楽などのコンテンツに没入できるという。

主な仕様は、型式が密閉ダイナミック、ドライバーユニットが30mm、最大再生時間が35時間（NCオン時）/50時間（NCオフ時）、最大通話時間が35時間（NCオン時）/40時間（NCオフ時）、充電時間が約 3.5 時間。Bluetoothのバージョンは5.2、対応プロファイルがA2DP、AVRCP、HFP、HSP、対応コーデックがSBC、AACをサポートする。

本体の重量は約192g（コードを含まず）。ボディカラーはブラック、ホワイト、ブルー。

市場想定価格は22,000円前後。

■「WH-CH520」

前モデル「WH-CH510」（最大35時間再生）から、再生時間が最大50時間に向上したモデル。クイック充電も進化し、3分の充電で1.5時間の再生が可能となった。加えて、通話中に自分の声や周囲の音が聞こえる機能「サイドトーン」が向上し、自分の声がより自然に聞こえるようになり、違和感なく通話できるという。

主な仕様は、型式が密閉ダイナミック、ドライバーユニットが30mm、最大再生時間が50時間、最大通話時間が最大40時間、充電時間が約 3 時間。Bluetoothのバージョンは5.2、対応プロファイルがA2DP、AVRCP、HFP、HSP、対応コーデックがSBC、AACをサポートする。

本体の重量は約 147g（コードを含まず）。ボディカラーはブラック、ホワイト、ブルー、ベージュ。

市場想定価格は7,700円前後。