2014年07月16日　18:22

ヤマハ、βチタニウムや15mm径を採用したイヤホン「EPH-M200」など2機種

ヤマハは、カナル型イヤホンの新モデルとして、「EPH-M200」「EPH-M100」の2機種を発表。8月中旬より発売する。

いずれも、2014年2月発売のヘッドホン「HPH-M82」に続く、同社が提案するヘッドホン・イヤホンのファッションシリーズ第2弾となる製品。美しくラウンドしたフォルムに、ヤマハの音叉マークを象徴的にあしらったシンプルなデザインを採用する。

音質面では、専用に開発した15mm径の大型ドライバーユニットを搭載。高磁力のネオジムマグネットを使用するほか、振動板には、剛性と柔軟性にすぐれた独自のタンジェンシャル・エッジを採用し、パワーあふれる低音と、細部までクリアな高音を両立している。

また、ハウジングには、ポリカーボネートとABS樹脂を複合した素材を採用し、内部の音の共振を低減。さらに、音響ポート（通気孔）を2カ所に設けることで、振動板動作時の通気抵抗を最適化し、クリアで心地よい低音を実現したという。

■βチタニウムを採用した「EPH-M200」

音導管に、柔軟性が高く弾力性にもすぐれたβチタニウムを世界で初めて採用したモデル（民生用イヤホンとして、2014年4月時点）。レーザー加工により、特殊で高精度な切り込みを入れることで、耳の穴の形に合わせて音導管が可動し高い追従性を確保。15mmの大口径ドライバーを採用したイヤホンでありながら、耳の穴が小さな人でも快適に装着できるフィット感を実現。同時に遮音性も向上し、音漏れがなくしっかりとした低音再生を可能にしたという。

このほか、専用のイヤーピースを開発し、柔軟性と程よい硬さを併せ持つシリコン素材を採用。耳の穴の形に合わせてイヤピースがしっかりフィットするすぐれた装着感を実現。SS/S/M/L/LLの5サイズを用意し、サイズに応じて、直径と奥行きのバランスも最適化している。

主な仕様は、再生周波数帯域が20Hz～20kHz、出力音圧レベルが105dB±3dB、インピーダンスが28Ω。3.5mmのL型ステレオミニプラグや、iPod/iPhone/iPadに対応したマイク・操作ボタン付きケーブルを採用。ケーブル長は1.2m。重量は19.2g。キャリングケースや金メッキ変換ステレオプラグ（6.3mm）などが付属。ボディカラーは、スタイリーレッド、ジェントルブラック、クールホワイトの3色を用意する。

価格はオープン。

■15mmの大口径ドライバーを採用した「EPH-M100」

「EPH-M200」と同様の構造を採用した、15mm径の大型ドライバーユニットを搭載するモデル。イヤピースには、硬度が異なる2種類のシリコン素材を採用。音の通過部分は、ハードシリコンにセレーション加工を施すことで強度と柔軟性が両立され、形状を保持したまま耳の穴に合わせてフィットするという。また、耳に触れる部分はソフトシリコンを採用し、SS/S/M/L/LLの5サイズのイヤピースが付属する。

主な仕様は、再生周波数帯域が20Hz～20kHz、出力音圧レベルが105dB±3dB、インピーダンスが28Ω。3.5mmのL型ステレオミニプラグや、iPod/iPhone/iPadに対応したマイク・操作ボタン付きケーブルを採用。ケーブル長は1.2m。重量は19.1g。キャリングケースや金メッキ変換ステレオプラグ（6.3mm）などが付属。ボディカラーは、シャープブルー、ジェントルブラック、クールホワイトの3色を用意する。

価格はオープン。

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