2022年05月18日　11:47

デノン、USB-DAC搭載プリメインアンプ「PMA-1700NE」を5月下旬より発売

デノンは、USB-DAC搭載プリメインアンプ「PMA-1700NE」を発表。5月下旬より発売を開始する。

「PMA-1700NE」は、「PMA-1600NE」（2016年11月発売）の後継と位置づけるモデル。「機能や外観上の変化はわずか」としながら、デノン創立110周年記念モデル「PMA-A110」の回路構成および高音質パーツを継承し、パフォーマンスが向上したというのが特徴だ。

具体的には、パワーアンプに、Advanced UHC-MOSシングルプッシュプル増幅回路を搭載。「PMA-A110」の構成に準じ、従来の差動3段アンプと比較して、発振に対する安定性にすぐれるという差動2段アンプ回路を採用し、「より素直な音質傾向になった」という。

また、プリアンプを刷新し、「PMA-A110」と同様の可変ゲイン型プリアンプおよび電子制御ボリュームを採用し、ノイズレベルを改善。さらに、オーディオ回路に使用される高音質コンデンサーや抵抗などのパーツのほとんどを「PMA-A110」と共通化し、音質担当エンジニアとサウンドマスターによる入念なサウンドチューニングを実施したとのことだ。

このほか、11.2MHzまでのDSD、および384 kHz/32 bitまでのPCM信号の入力に対応するUSB-DAC機能を装備。また、192kHz/24bitまでのPCM信号に対応する光デジタル入力を2系統、同軸デジタル入力を1系統備える。デジタル入力されたPCM信号は、デノン独自のデータ補間アルゴリズムによるアナログ波形再現技術「Advanced AL32 Processing Plus」によって処理され、「デジタル化される前の本来のアナログ波形に復元され、後段のアンプ回路へと送り出される」という。

ボディカラーはプレミアムシルバー。

価格は218,900円。

DENON