2023年09月19日　13:58

ヤマハ、ネットワークレシーバーのエントリーモデル「R-N600A」を88,000円で発売

ヤマハは、ネットワークレシーバーのエントリーモデル「R-N600A」を10月上旬より発売すると発表した。

ヤマハ伝統のピュアオーディオ設計思想「ToP-ART（Total Purity Audio Reproduction Technology）」やESS社製の高性能D/Aコンバーターなどを採用し、ヤマハオーディオのサウンドコンセプトである「TRUE SOUNDにこだわった音質を追求した」というモデル。さらに、多彩な音楽ストリーミングサービスや独自のネットワーク機能「MusicCast」、Bluetoothでのワイヤレス音楽再生もサポートする。

仕様面では、シンメトリカル（左右対称コンストラクション）＆ダイレクト（信号経路のストレート化・最短化）にこだわった回路レイアウトと、不要振動を吸収・遮断する独自の特殊樹脂フレーム「アートベース」を搭載した制振・高剛性シャーシとの組み合わせによって、ヤマハ伝統のピュアオーディオ設計思想「ToP-ART」に基づいた設計を施す。

また、シングルプッシュプル出力段を搭載したディスクリート構成のアナログパワーアンプに加えて、カスタムメイドの大型EIコア電源トランスやブロックケミコンの投入、ローインピーダンス化を徹底させた大容量パワーサプライなどによって、「スピーカーを素直に力強く鳴らしきる卓越したドライバビリティーを実現しする」と同社では説明している。

加えて、ネットワーク再生（Wi-Fi、LAN接続）をはじめ、WAV/AIFF 384kHz/32bitやFLAC 384kHz/24bit、DSD 11.2MHzなどといったハイレゾ音源の再生をサポート。このほか、専用アプリ「MusicCast CONTROLLER」で対応機器を操作し、家中で手軽に音楽を楽しめるヤマハ独自のネットワーク機能「MusicCast」に対応した。

デザイン面では、シンプルで質感の高いアルミヘアライン仕上げをフロントパネルに採用したほか、使用頻度に合わせて大きさや奥行を変えたロータリーダイヤルとヤマハHiFiの伝統を継承する4個の矩形ノブを配置。さらに、入力ソースなどを見やすく表示するディスプレイも備えた。

本体サイズは435（幅）×151（高さ）×392（奥行）mm。Wi-Fiアンテナ直立時の本体サイズは435（幅）×225（高さ）×392（奥行）mm。重量は9.8kg。ボディカラーは、シルバー、ブラック。

価格は88,000円。