2014年12月11日　10:58

デノン、DSD 5.6MHzに対応したデジタルプリメインアンプ

デノンは、プリメインアンプの新モデル「PMA-50」を発表。2015年1月中旬より発売する。

USB DAC機能を搭載したデジタルプリメインアンプ。アンプ部にCSRのDDFA（Direct Digital Feedback Amplifier）テクノロジーを採用し、高速で精度の高いデジタル・フィードバック・ループを使用することで音質を向上。デジタル音源については、入力から出力まで一貫してデジタル処理を行うことで、変換による音質劣化を抑えている。

また、スピーカー出力用パワーアンプとは別にヘッドホン出力専用アンプを搭載し、ヘッドホンでの高音質な音楽再生を実現。電圧増幅段には、ハイスピード、ローノイズな高速オペアンプ、出力バッファーにはディスクリート回路を採用し、ヘッドホンのパフォーマンスを十分に引き出せるという。さらに、インピーダンスの高いヘッドホンでも最適な音量が得られるように3段階のゲイン切り替え機能を搭載した。

USB DAC機能は、DSD 5.6MHzとPCM 192kHz/24bitの入力に対応。パソコンのクロックを使用せずに、本機のマスタークロックで制御を行うアシンクロナス転送でジッターフリー転送を実現。独自のビット拡張やデータ補完によるアナログ波形再現技術「Advanced AL32 Processing」を搭載する。

このほか、スマートフォンやタブレットとのワイヤレス再生が可能なBluetoothとNFC機能にも対応。Bluetoothのバージョンは3.0で、対応プロファイルがA2DP 1.3、AVRCP 1.5、対応コーデックがaptX、AAC、SBC。

定格出力は、25W＋25W（8Ω）、50W＋50W（4Ω）。インターフェイスは、USB入力×1、光デジタル入力×2、同軸デジタル入力×1、アナログ音声入力×1、ヘッドホン出力（6.3mmジャック）×1、サブウーハープリアウト×1を装備。本体サイズは200（幅）×86（高さ）×258（奥行）mm。重量は2.5kg。ボディカラーはプレミアムシルバー。

価格は68,000円（税抜）。