2017年07月27日　06:00

ヤマハ、「YPAO」による自動音質補正機能を採用したネットワークレシーバー

ヤマハは、ネットワークレシーバー「R-N803」を発表。8月下旬より発売する。

ハイレゾ音源からアナログレコードまで、さまざまなデジタル/アナログオーディオソースを高音質に再生する、2chステレオ仕様のネットワークレシーバー。ヤマハ伝統の「ToP-ART」思想に基づいたピュアオーディオ設計、ESS社製D/Aコンバーターなどを備える。

さらに、これらをベースに、ネットワーク上の音楽コンテンツを再生するネットワークオーディオ機能、「Spotify Connect」や「radiko.jp」に対応したインターネットラジオ機能、CD/Blu-ray Discプレーヤーやテレビからのデジタル音声を接続できる光/同軸デジタル入力端子、アナログレコードプレーヤーのためのMM対応フォノ入力端子などを集約した。

加えて、同社のホームシアター製品向けに開発した視聴環境最適化システム「YPAO」（Yamaha Parametric room Acoustic Optimizer）を用いた自動音質補正機能を搭載。室内の音響特性や接続するスピーカーの性能などに応じた、実使用状態での音質向上を実現する。また、Bluetoothオーディオ送受信機能やWi-Fi、モバイル端末と専用アプリを使って、ワイヤレス操作や家庭内での音楽コンテンツのシェアを実現する「MusicCast」にも対応する。

主な仕様は、定格出力（20Hz-20kHz、6Ω、0.038％THD）が120W＋120W、実用最大出力（1kHz、6Ω、10％THD）が170W、周波数特性（CD他）が20Hz-20kHz（0±0.5dB）、Pure DIRECT ON時：10Hz-100kHz（0±1.0dB）。Bluetoothのバージョンは2.1+EDR、対応プロファイルはA2DP、AVRCP、対応コーデック（受信時）はSBC、AACをサポートする。

本体サイズは435（幅）×151（高さ）×392（奥行）mm、重量は11kg。ボディカラーは、シルバー、ブラックを用意する。

価格は110,000円（税別）。