2015年05月15日　16:18

デノン、ヘッドホンアンプ搭載CDレシーバー「RCD-M40」

ディーアンドエムホールディングスは、「デノン」ブランドより、「D-M40」シリーズのCDレシーバー「RCD-M40」を発表。ペアとなるスピーカーシステム「SC-M40」とあわせて6月上旬より発売する。

「RCD-M40」は、デノンのHi-Fiオーディオコンポーネントの設計思想をコンパクトなボディに凝縮したというCDレシーバー。CDやFM/AMラジオ、iPhoneやiPod、USBメモリーに保存した音源をHi-Fiオーディオクオリティで楽しめる点が特徴だ。

USBメモリーからのファイル再生では、新たにFLAC、WAV、AACファイルに対応。テレビやセットトップボックスを接続できる光デジタル入力は1系統を追加し、2系統とした。FM/AMチューナーは新たにFM補完放送「ワイドFM」にも対応している。また、スピーカー端子には信頼性の高い金メッキタイプを採用。さらに、スピーカー出力用パワーアンプとは別に、ヘッドホン専用アンプも搭載した。

主な仕様は、オーディオ部の実用最大出力が30W+30W。インターフェイスは、入力端子がアナログ音声入力×1、光デジタル入力×2、出力端子がサブウーハー出力×1、ヘッドホン出力×1。このほかの入出力端子はUSB×1、FMアンテナ入力×1、AMアンテナ入力×1。本体サイズは210（幅）×115（高さ）×309（奥行）mm、重量は4kg。ボディカラーはプレミアムシルバー、ブラックの2色を用意した。

価格は42,800円（税抜）。

「SC-M40」は2.5cm径のソフトドームツイーターと12cm径のペーパーコーンウーハーを搭載した2ウェイ・バスレフ型スピーカー。ツイーターとウーハー、それぞれのスピーカーユニットに改良を加えることで歪みを低減し、より自然でバランスのよいサウンドを実現したという。また、「RCD-M40」には、出力信号の特性を「SC-M40」に最適化するフィルターを搭載しており、セットで使用することで「SC-M40」のパフォーマンスを最大限に引き出せるとしている。

主な仕様は、再生周波数域が45Hz～40kHz、入力インピーダンスが6Ω、最大許容入力が60W（JEITA）。平均出力音圧レベルが83dB。本体サイズは145（幅）×238（高さ）×234（奥行）mm、重量は3.6kg。ボディカラーはチェリー、ブラックの2色を用意した。

価格は17,800円（2台1組・税抜）。