2014年09月03日　15:03

マランツ、無帰還型出力バッファー搭載のUSB DAC/ヘッドホンアンプ

マランツは、USB DAC/ヘッドホンアンプ「HD-DAC1」を発表。10月上旬より発売する。

幅25cmのコンパクトボディに、USB DAC機能と新開発の無帰還型出力バッファーを搭載した同社初のUSB DAC/ヘッドホンアンプ。デスクサイドにコンパクトなPCオーディオシステムを構築し、ヘッドホンやパワードスピーカーで高品位なサウンドを楽しむことができる。また、Hi-Fiオーディオシステムに組み込んでも十分なパフォーマンスを発揮できる設計とサウンドチューニングを行っている。

USB DACは、DSDファイル（2.8MHz/5.6MHz）のネイティブ再生や、192kHz/24bitのPCMファイルの再生に加え、アシンクロナスモードにも対応。また、データオーディオ高音質化技術「デジタル・アイソレーション・システム」や「デュアル・クリスタル・クロック」を搭載。高周波ノイズの音質への影響を抑制し、入力信号に応じた最適なクロックを使用することで、透明感が高く安定した空間表現を実現している。

このほか、D/Aコンバーター以降のアナログ部分には、ハイスピードで豊かなサウンドのために、フルディスクリート回路を採用。同社独自の高速アンプモジュール HDAMおよび、HDAM-SA2によって、電流帰還型フィルターアンプ兼送り出しアンプを構成。左右チャンネルの等長、平行配置を徹底してレイアウトすることにより、空間表現力を高めた。

インターフェイスは、入力が光デジタル×2、同軸デジタル×1、USB×1、3.5mmステレオミニジャック×1、出力がアナログ（可変）×1、アナログ（固定）×1、ヘッドホン×1を装備。本体サイズは250（幅）×90（高さ）×270（奥行）mm。ボディカラーはシルバーゴールド。

価格は108,000円（税抜）。

ニュースリリース