2010年09月06日　16:50

三洋、大型画面採用エントリー向けICレコーダー

三洋電機は、ICレコーダー「Xacti SOUND RECORDER」シリーズの新モデルとして「ICR-B002RM」を9月下旬より発売する。

文字が大きくて見やすい大型液晶や、従来機種「ICR-B001M」よりも約1.3倍の大型ボタンを採用したエントリーモデル。また、音声で告知して操作ミスを減らす「音声ガイド」などを装備し、初心者でも使いやすい操作性を実現している。

音質面では、マイク開口部を「ICR-B001M」と比べて約3倍に広げることにより、音の明瞭性が向上。録音形式は、高音質と長時間を両立し、PCでの再生が容易な「MP3形式」を採用。2GBのフラッシュメモリーを内蔵し、録音モード「モノラルHQ」（150～20,000Hz、44.1kHz、192kbps）では最大約22時間30分。「モノラルHQLP」（150～9,000Hz、22.05kHz、64kbps）では最大約68時間。「モノラルLP」では最大約136時間の録音が可能だ。

また、本体のUSB端子をPCに接続し、録音データをドラッグ&ドロップで転送することが可能。ドライバーやソフトのインストールが不要となっている。USBメモリーとしても利用でき、ビジネス文書やデジカメ画像なども保存可能だ。

再生機能では、音程を変えずに早聞き/遅聞きができる「21段階再生スピード調節機能」を搭載するほか、本体だけで編集できる「ファイル分割機能」、語学学習に便利な「A-Bリピート再生」、任意の場所から再生が可能な「時間指定サーチ」などを備える

本体サイズは、37（幅）×107（高さ）×15（奥行）mmで重量50g（電池含む）。電源は単4形アルカリ電池1本で、駆動時間は録音が最大35時間、再生が最大45時間となる。本体カラーはシルバー。価格はオープン。

三洋電機