2015年11月04日　17:48

シャープ、迷惑電話を自動で着信拒否するデジタルコードレス電話機

シャープは、デジタルコードレス電話機の新モデル2機種を発表。子機1台タイプ「JD-AT81CL」、子機2台タイプ「JD-AT81CW」を11月13日より発売する。

不審な電話を自動で判別して着信を拒否する「迷惑電話フィルタ」を搭載したモデル。「迷惑電話フィルタ」は、トビラシステムズが提供する有料サービス（ナンバー・ディスプレイの有料契約および月額最大税別400円のナビダイヤル通話料が必要）で、警察や自治体などから提供された迷惑電話番号情報をもとに作成したデータベースを活用し、振り込め詐欺や悪質な勧誘に使用される電話番号を自動で判別して、着信を拒否する。

なお、データベースは電話回線を通じて毎日更新されるほか、新たに使用された迷惑電話の着信も拒否することが可能。さらにメール通知機能を使用すれば、着信拒否した件数などを離れて暮らす家族が確認できるという。

このほか、従来機「JD-AT80CL/CW」に搭載した「自動聞いてから応答」「あんしんLED」「自動通話録音」など、7つの詐欺対策強化機能も採用。設定不要で使えるこれらの機能は、4月より東京都足立区と共同で実施した社会実験で、実験参加者の9割以上から「迷惑電話対策に一定の効果があったと評価されている」とのことだ。

本体部の主な仕様は、液晶表示が3.9型で漢字3行に対応。用件録音時間が最大約30分、通話録音時間が最大約120分。本体サイズは160（幅）×74（高さ）×212（奥行）mm、重量は約664g（ACアダプター含まず）。

コードレス部の主な仕様は、液晶表示が漢字3行表示に対応。充電時間が約10時間で、使用可能時間が約160時間（待受時）/最大約10時間（通話時）。子機の本体サイズは48（幅）×177（高さ）×28（奥行）mm、重量は約149g（充電池含む）。充電器の本体サイズは85（幅）×37（高さ）×81（奥行）mm、重量は約129g。

価格はオープン。

シャープ