2019年10月24日　06:50

シャープ、二重の防犯対策機能を搭載したデジタルコードレス電話機

シャープは、防犯対策機能を強化したデジタルコードレス電話機「JD-AT95CL」「JD-AT90CL」を発表。いずれも親機および子機1台のモデルで、11月14日より発売する。

「警視庁犯罪抑止対策本部」「大阪府警察本部特殊詐欺対策室」のアドバイスを受け、防犯対策機能を強化したモデル。電話が鳴る前に相手に警告メッセージを流す「自動着信前警告」と、名前を確認するメッセージを流して電話に出るかどうかを判断できる「自動聞いてから応答」の二重の防犯対策機能を搭載した。これにより、直接電話に出ることなく、相手を確認したり迷惑電話を切ったりすることが可能となった。

また、着信中や留守応答中、通話中も使える「迷惑ストップボタン」も新たに搭載。ワンタッチで断りのメッセージを流し、電話を切ることが可能だ。「迷惑ストップボタン」を使用した電話番号は「お断り番号リスト」（別途、ナンバー・ディスプレイの有料契約が必要）に登録し、また着信があっても、電話を鳴らさずに自動で断りのメッセージを流す。

このほか、ナンバー・ディスプレイを利用するユーザーが使える機能として「あんしんフラッシュランプ」も採用。電話帳などに登録した電話番号（以下、番号登録者）からの着信は緑色、番号登録者以外からの着信は赤色にフラッシュランプが点滅し、電話をかけてきた相手を知らせる。加えて、番号登録者からの電話だけ鳴らす「選んで着信（知人専用電話）」も利用可能だ。

本体には、漢字表示対応の4.6型液晶パネルのほか、家族や警察などあらかじめ登録した相談先にワンタッチで発信する「あんしん相談ボタン」、着信音や受話音量を大きくする「音量大ボタン」などを搭載した。内蔵の電話帳は、「警察相談専用窓口（#9110）」と「消費者ホットライン（188）」の電話番号が登録済みとなっている。このほか、別売りの「緊急呼出ボタン DZ-EC100」にも対応する。

「JD-AT95CL」の本体サイズおよび重量は、親機が約172（幅）×86（高さ）×220（奥行）mm（受話子機含む）、約690g（受話子機含む、ACアダプター含まず）。コードレス部の受話子機が約48（幅）×177（高さ）×31（奥行）mm、約160g（充電池含む）。コードレス部の子機が約48（幅）×179（高さ）×28（奥行）mm、約148g（充電池含む）。コードレス部の充電器が約85（幅）×37（高さ）×81（奥行）mm、約129g。ボディカラーはゴールド系。なお、親機のみ「JD-AT95C」、親機および子機2台「JD-AT95CW」も同時に発売する。

「JD-AT90CL」の本体サイズおよび重量は、親機が約160（幅）×78（高さ）222（奥行）mm（ハンドセット含む）、約690g（受話子機含む、ACアダプター含まず）。コードレス部の子機が約48（幅）×179（高さ）×28（奥行）mm、約148g（充電池含む）。コードレス部の充電器が約85（幅）×37（高さ）×81（奥行）mm、約129g。ボディカラーはホワイト系。なお、親機および子機2台「JD-AT90CW」も同時に発売する。

価格はいずれもオープン。

シャープ