シャープ、省エネ性能を高めAIに対応したプラズマクラスタードラム式洗濯乾燥機

シャープは、プラズマクラスタードラム式洗濯乾燥機の新モデル2機種を発表。洗濯12kg/乾燥6kgの上位モデル「ES-12X1」を9月11日に、下位モデル「ES-12P1」を9月18日にそれぞれ発売する。

省エネ性能を高めAIに対応したプラズマクラスタードラム式洗濯乾燥機

上位モデルの「ES-12X1」は、乾燥力の高い「ハイブリッド乾燥NEXT」を搭載。ヒートポンプにサポートヒーターを組み合わせた独自のハイブリッド乾燥方式に加え、温湿度センサーやAI制御（※1）により、衣類の乾燥ムラを抑制。仕上がり時のシワも軽減する。

省エネ性能を高めてAIに対応したプラズマクラスタードラム式洗濯乾燥機

また、上位モデル「ES-12X1」には、新たに「タオルケアコース」を搭載。洗濯・乾燥を繰り返してもタオルの吸水性や肌触りの低下を抑える。

さらに、上位モデル「ES-12X1」と下位モデル「ES-12P1」のいずれも、「ネイチャーテクノロジー」を活用した乾燥用ファンを搭載し、槽内に送る風量を増やし、乾燥効率をアップ。消費電力量を抑え、業界最高水準の省エネ（※2）を実現したという。

いずれも、洗濯機で初めて生成AIサービス「COCORO HOME AI」に対応（※3）したという。洗濯機の使い方を知りたいときはもちろん、コートやジャケット、さらには浴衣など、洗い方がわからないときに、スマートフォンなどで専用アプリ「COCORO HOME」からテキストで質問を入力すると言葉で返答（※4）する。質問の内容に応じて、適切な洗濯コースをおすすめするほか、本体に搭載していないコースもダウンロードできる。

本体デザインも一新し、ガラスの使用率を削減し、廃棄時のリサイクル可能部品の構成比率も高めた（※5）。本体サイズは、いずれも約640（幅）×1120（高さ）×719（奥行）。重量は、「ES-12X1」が約80kg。「ES-12P1」が約78kg。ボディカラーは、「ES-12X1」がマットホワイトとグレイングレーの2色を、「ES-12P1」がマットホワイトを用意する。

直販価格は、上位モデル「ES-12X1」が396,000円、下位モデル「ES-12P1」が336,600円。

※1温度センサーと湿度センサーで衣類の乾きやすさを判別し、結果に応じて事前に組み込まれたプログラムの中から最適なヒーターとコンプレッサーの制御を実施。衣類の布質により消費電力が増減します。

※2 国内で販売されている乾燥容量6kgクラス洗濯乾燥機において。＜ES-12X1＞洗濯〜乾燥6kg：消費電力量590Wh。＜ES-12P1＞洗濯〜乾燥6kg：消費電力量700Wh。2025年8月26日現在（数値は日本電機工業会自主基準による）。

※3 国内家庭用洗濯機と連携した生成AIによる応答サービスにおいて（当社調べ）。2025年8月26日現在。2025年9月11日サービス開始。

※4 利用には「COCORO HOME」のバージョンを最新にアップデートしたうえで対象機器の登録を行う必要があります。また、ご利用状況により、機能を制限させていただく場合がございます。ご利用にあたり個人情報や機密情報は入力しないでください。

※5 同社調べ。関西リサイクルシステムズ（株）で逆有価で処理する部品（ゴム・給水ホース、ガラスなど）以外は再商品化が可能とし、製品構成に占める再商品化比率として算出。2024年度モデル＜ES-X12C＞：86.7％に対して、2025年度モデル＜ES-12X1/12P1＞：89.5％。