2011年06月02日　16:20

日立、「自動おそうじ」搭載のタテ型洗濯乾燥機

日立アプライアンスは、タテ型洗濯乾燥機「ビートウォッシュ」シリーズの新製品として、洗濯容量9㎏/乾燥容量6㎏のモデル「BW-D9MV」を発表。6月25日より発売する。

洗濯のたびに、洗濯槽の裏側など見えない部分に付着した皮脂汚れや洗剤かすなどをきれいな水で洗い流す「自動おそうじ」機能を搭載。最後の脱水の際に、ステンレス槽（内槽）を高速回転させながら、外槽上部28か所の穴から水道水のきれいな水をシャワーのように出し、洗濯物から飛ばした水で、ステンレス槽外側と外槽内側の汚れを洗い流すことができる。さらに、脱水始めのすすぎ水を抜く際にステンレス槽と羽根を回転させ、槽内の水を強力にかき回すことで、ステンレス槽の底面や羽根の裏側の汚れも落とすことができるという。なお、「自動おそうじ」に使用する水道水の量は約6Lで、電気代も含めた1回当たりのランニングコストは約1.4円となっている。

洗浄面では、水をほとんどためずに洗うことができる節水性と、高い洗浄力を両立した「エコビート洗浄」をさらに進化。洗剤液を衣類に浸透させるシャワーを2本にした「ツインシャワー」を新たに採用することによって、手前にも奥にも洗剤液が振りかけられるようになり、衣類の洗いむらが低減されている。また、「[eco]水センサー」システムも、従来の水硬度や水温、布質、布量に加えて、すすぎ具合や脱水具合も検知するように進化。洗剤量表示、使用水量、洗濯時間の調整を行い、十分にすすぎや脱水がされている場合には洗濯時間を短縮し、より高度な節水や節電が行えるようになった。

操作面では、新たに「脱水/乾き具合」ボタンを搭載。洗濯運転時の脱水回転数を、「部屋干ししっかり」「ふつう」「弱め」の3段階から選べるようになっている。本体サイズは、650（幅）×1040（高さ）×645（奥行）㎜で、重量約64㎏。ボディカラーは、シャンパンとパールホワイトの2色をラインアップする。

価格はオープン。

なお、「ビートウォッシュ」シリーズの新ラインアップとして、「自動おそうじ」を搭載した洗濯容量8㎏の洗濯乾燥機「BW-D8MV」や、全自動洗濯機「BW-9MV」「BW-8MV」「BW-7MV」の計4機種も同時に発売される。いずれも、価格はオープン。

日立