2012年09月26日　17:50

シャープ、「ひまわりガラス」で洗浄力を高めたドラム式洗濯機

ES-Z100

シャープは、ドラム式のプラズマクラスター洗濯乾燥機の新モデルとして、洗濯9.0kg/乾燥6.0kgの「ES-Z100」を発表。11月1日より発売する。

限られたスペースにびっしりと種をつける、ひまわりのフィボナッチ数列に従った配列方法を応用し、ドアガラス内側に凹凸を配置した「ひまわりガラス」を搭載。洗濯時には、衣類がドラム内側の凹凸によって持ち上がり、前方向に押し出され、「ひまわりガラス」に当たることで、ドラム内側の凹凸によるこすり洗いに加え、ドアガラス内側の凹凸でも同じこすり洗いの効果が得られる「全方向スクラブウォッシュ」を実現。洗浄力を高めている。

節水性能では、衣類に素早く水を浸透させる「シャワー給水」と、循環ポンプで少量の洗剤液を循環させる「循環ワイドシャワー」を採用。洗濯9kgクラスの洗濯乾燥機で業界最高水準となる洗濯スピード約29分と使用水量59Lの節水を実現した（定格9kgの洗濯時、2012年9月26日現在）。

乾燥性能については、独自のヒートポンプ乾燥システムを開発。温度センサーに加え、湿度センサーを搭載し、ドラム内の湿度をきめ細かく検知することで、コンプレッサーを精密に制御し、熱エネルギーを無駄なく循環させている。加えて、独自の密閉技術により、同社従来製品（2009年度モデル「ES-V510」）に比べ約2.1倍の風をドラム内に送風する「エアターボ」との相乗効果で、シワや縮みを抑えた仕上がりと少量衣類のスピード洗乾を実現するとともに、省エネ性能も高めている。

このほか、「高濃度プラズマクラスター」により、水で洗えない衣類などのスピード除菌や消臭を実現。「Ag＋イオン」との相乗効果で、洗濯機のカビも抑制している。操作性では、電源を入れると、必要なキーだけが表示されるタッチセンサーを採用。運転音は、「低振動ドラムシステム」を採用し、業界最高水準の低騒音（洗浄時29dB・脱水時37dB・乾燥時41dB）を実現している（定格9kgの洗濯時、2012年9月26日現在）。

本体サイズは640（幅）×1114（高さ）×728（奥行）mmで、重量は80kg。ボディカラーは、ゴールド系とブラウン系の2色を用意。ドア開閉タイプは、左開きと右開きを選ぶことができる。

価格はオープン。