2013年09月26日　18:12

日立、「ナイアガラ循環シャワー」を採用したドラム式洗濯機

日立アプライアンスは、ドラム式洗濯乾燥機「ヒートリサイクル風アイロンビッグドラム」の新モデル「BD-V9600」「BD-V5600」と、「ヒートリサイクル風アイロンビッグドラムスリム」の新モデル「BD-S8600」を発表。10月19日より発売する。

いずれも強力循環ポンプを新たに搭載し、洗濯物にかけるシャワーの最大流量を従来機種の約3倍となる毎分約60Ｌの「ナイアガラ循環シャワー」を採用したドラム式洗濯乾燥機。洗濯物に高濃度洗剤液を浸透させて洗い上げることができるという。高速回転による、衣類にやさしい「押し洗い」を行い、大きな落差の「たたき洗い」の時間を短縮させることで、洗濯物のごわつきや黒ずみを抑えて、きわだつ白さに洗い上げるのが特徴だ。

乾燥面では、時速約300kmの高速風で衣類のシワを伸ばしながら乾燥する「風アイロン」機能を引き続き採用した。さらに、「BD-V9600」「BD-S8600」には、つり干し乾燥後などのシワの付いた衣類に自動で水分を吹きかけ、「風アイロン」の高速風で衣類のシワを伸ばしながら、においも低減させることができる「スチームアイロン」機能も採用した。ワイシャツ2枚程度の衣類であれば、10分でシワをのばし消臭することができるという。

省エネ面では、運転時に発生した熱を再利用する「ヒートリサイクル乾燥」方式や、洗濯時の水にあわせて使用水量や消費電力を制御する「[eco]水センサー」を採用。さらに、自動で水温をセンサーが感知し、水温が13度以下の場合は自動で「ホット高洗浄」運転を行う「センサーホット高洗浄」を新しく採用した。また、きれいな水で洗濯槽裏側などに付着した皮脂汚れや洗剤カスなどを洗い流し、槽を除菌して、黒カビを抑える「自動おそうじ」機能や、汚れが残りにくい排水ホースを採用し、衛生面にも考慮した。

「BD-V9600」の洗濯容量は10kg、乾燥容量が6kg。本体サイズは、735（幅）×1060（高さ）×620（奥行）mmで、重量は約87kg。左開きと右開きタイプを用意。ボディカラーは、シャンパンとパールホワイトの2色を展開する（右開きはシャンパンのみ）。価格はオープン。

「BD-V5600」の洗濯容量は9kg、乾燥容量が6kg。本体サイズは、735（幅）×1060（高さ）×620（奥行）mmで、重量は約87kg。左開きと右開きタイプを用意。ボディカラーは、ライトグレーのみとなる。価格はオープン。

「BD-S8600」の洗濯容量は10kg、乾燥容量が6kg。本体サイズは、630（幅）×1060（高さ）×715（奥行）mmで、重量は約83kg。左開きと右開きタイプを用意。ボディカラーは、ライトベージュとピュアホワイトの2色を用意する（右開きはライトベージュのみ）。価格はオープン。

これらのほか、操作パネルに5型の大型液晶画面を使用した「液晶タッチパネル」を搭載する「ヒートリサイクル風アイロンビッグドラムスリム BD-ST9600」も発表。11月16日より発売する。主な仕様は、洗濯容量が10kg、乾燥容量が6kg。本体サイズは、630（幅）×1060（高さ）×715（奥行）mmで、重量は約83kg。左開きと右開きタイプを用意。ボディカラーは、マグノリアとパールホワイトの2色を用意する。価格はオープン。

日立