2022年03月02日　07:15

【新生活2022】「オーブンレンジ」は個性の時代に、“ひとクセ”あるモデル7選まとめ

ヤマダデンキ、“カップアイスをほどよく溶かす”専用ボタン付きスチームオーブンレンジ

シロカ、“ムラなく上手に解凍できる”シンプル機能の電子レンジ「SX-18D132」

東芝、魚・深皿煮込みの自動調理メニューを搭載した「石窯ドーム ER-WD7000」など

1台で幅広い料理に使用でき、キッチンのオールラウンダーとして活躍してくれる「オーブンレンジ」。汎用性の高さが最大の特徴……と思いきや、昨今では高機能であることに加えて、ユニークな機能を備えたモデルが存在感を増してきた。

たとえば、“カップアイスをほどよく溶かす”ためだけの専用ボタンを備えた「NMW-JV23K」（ヤマダデンキ）や、ローストチキンなどの大きな食材も焼き上げられる2段熱風コンベクション採用の「RE-WF262」（シャープ）など、特定の食材や調理方法に特化した機能を備えるモデルが登場している。

いっぽうで、必要な機能だけを選んで追加し、自分仕様にアップデートしていく「NE-UBS5A」（パナソニック）も発売。こちらは基本機能を押さえたシンプル仕様で、実際の使い心地を確かめながら追加機能を吟味できる点が魅力だ。

今回は、そんな個性豊かなオーブンレンジ7機種をピックアップ。さまざまな可能性を感じさせてくれる高機能と、日常のささやかな楽しみや悩みに寄り添ってくれるユニークな機能がそろったモデルをまとめてご紹介しよう。ぜひ、今のライフスタイルにフィットする“運命の1台”を見つけていただきたい（リンク先はすべて記事公開時の情報。在庫状況など、最新の情報は各メーカーのホームページまで）。

■ヤマダデンキ、“カップアイスをほどよく溶かす”専用ボタン付きスチームオーブンレンジ

「アイスクリーム」ボタンを搭載したスチームオーブンレンジ。カチカチに凍ったカップアイスを、“ほどよく溶けた食べごろ”に仕上げるという。調理モードは「レンジ・グリル・オーブン・発酵・スチーム」を用意する。

■ツインバード、せいろ蒸しの仕上がりを再現したスチームオーブンレンジ

独自技術「上下で包むWスチーム」を搭載したスチームオーブンレンジ。上下から包み込むように蒸気で均一に蒸し上げる、せいろ蒸しの仕組みからヒントを得た独自のWスチームを新たに開発することで、これまでにないおいしさを実現したという。

■シロカ、“ムラなく上手に解凍できる”シンプル機能の電子レンジ「SX-18D132」

同社独自の解凍プログラム「やさしさ解凍」（特許出願中）の搭載により、低出力で食材に熱を通しすぎず解凍できるという電子レンジ。冷凍保存したひき肉や、刺身のサクといった加減の難しい食材も、熱の入りすぎを防ぎ、加熱ムラを抑える。

■シャープ、2段調理を採用した過熱水蒸気オーブンレンジ「RE-WF262」

総庫内容量26L（2段調理）を採用した過熱水蒸気オーブンレンジ。2段熱風コンベクションに対応しており、熱風が庫内全体に効率よく循環し、シフォンケーキやローストチキンなどの大きな食材も焼きムラを抑えて素早く焼き上げられる。

■東芝、魚・深皿煮込みの自動調理メニューを搭載した「石窯ドーム ER-WD7000」など

2段調理可能な熱風循環加熱方式を採用したフラッグシップ過熱水蒸気オーブンレンジ。深皿と角皿の上下2段で調理をすることで、同時に2種類の料理を作れる「簡単同時調理」3レシピを新搭載した。

■日立、「野菜シャキシャキメニュー」を新採用したヘルシーシェフ「MRO-W1Z」

食品の重さと温度をはかる同社独自の「Wスキャン」に、新制御を採用した過熱水蒸気オーブンレンジ。最大1000Wの出力で調理する新制御により、野菜から出る水分を抑えて、シャキシャキに仕上げるという。