2010年08月25日　15:58

三洋電機、過熱水蒸気加熱の小型スチームオーブン

三洋電機コンシューマエレクトロニクスは、オーブンレンジの新モデルとして、スチームコンベクションオーブン「Steaven（スチーブン） SOB-VS10」を10月8日より発売する。

本体サイズは400（幅）×250（高さ）×372（奥行）mmで重量約7.5kgというオーブントースター並みのコンパクトボディながら、スチームとヒーター加熱の組み合わせにより、「蒸す」「焼く」「煮る」の加熱方法で豊富な料理が可能。

蒸し料理では、庫内奥面から出たスチームを庫内に充満させることで、食品を加熱してふっくら蒸し上げる。蒸し温度を約60～120度（10度単位）と選べることにより、料理に合わせた最適な温度で蒸し料理ができる。焼き料理では、庫内上下の遠赤外線ヒーターが発熱し、食品をこんがり焼き上げる。食品を焼き上げるオーブン温度は、約60～250度（10度単位）まで設定できる。煮もの料理では、遠赤外線ヒーターとスチームの組み合わせで加熱。庫内下の遠赤外線ヒーターを中心に加熱し、仕上り調節の強・標準・弱を使用することで、ガス火感覚で加熱ができる。　

また、「過熱水蒸気加熱」による調理が可能。庫内奥面から出たスチームが、庫内上下の遠赤外線ヒーター加熱によって、最高250度の過熱水蒸気となり食品を焼き上げる。食品の余分な脂分や塩分を落としてヘルシーに仕上げることが可能だ。さらに、波型角皿を採用しており、余分な脂分は溝に落として仕上げることができる。

このほか、スチームでパン生地の発酵ができる「スチーム発酵」を採用。トースト4枚、10インチピザまで焼ける「ビック庫内」、便利で清潔に使える機能として、調理後の庫内に残った臭いをヒーターの熱によって焼き切る「脱臭機能」、庫内をスチームで満たして汚れを浮き上がらせ、ふき取りやすくする「庫内清掃機能」、スチーム調理などを行った後、スチーム配管に残った水を排水する「排水機能」などを備えている。約100メニューを掲載した「別冊メニュー集」が付属する。

ボディカラーとして、プレミアムホワイトとプレミアムレッドの2色を用意。価格はオープン。

三洋電機