2022年09月16日　10:31

日立、冷蔵庫カメラ搭載モデルにシングルドア「まんなか冷凍 HWSCCタイプ」追加

日立グローバルライフソリューションズは、「冷蔵庫カメラ」（※1）を搭載した、シングルドアタイプの冷蔵庫「まんなか冷凍 HWSCCタイプ」として、定格内容積470Lの「R-HWSCC47S」を発表した。10月中旬から発売する。

冷蔵室のドアを開けた際に自動で撮影し、スマートフォンアプリを使って、冷蔵室内の食材をチェックできる「冷蔵庫カメラ」を搭載したモデル。具体的には、冷蔵庫本体上部に設置したカメラが、冷蔵室のドアを開けた際に、自動で冷蔵室の棚とドアポケットを撮影し、撮影した画像を「日立冷蔵庫コンシェルジュアプリ」（※2）から確認できる仕組み。今回、本体幅600mm、定格内容積470Lのシングルドアタイプにも「冷蔵庫カメラ」を展開するという。

このほか、冷蔵室には、棚スペース全体がチルド温度約2度（※3）、湿度約80%（※4）となる「まるごとチルド」（※5）を採用。約2度の低温保存により、「どこに置いても鮮度が長持ちする」（※6）という。また、乾燥を抑え、凍らせない約-1度で肉や魚を保存する冷蔵室下部の「特鮮氷温ルーム」、「野菜を眠らせるように保存する」とうたう「新鮮スリープ野菜室（下段スペース）」も備える。

主な仕様は、ドア数が5、冷蔵室ドアタイプはシングル（冷蔵室ドアが1枚のタイプ）。本体サイズは600（幅）×1875（高さ）×701（奥行）mm。ボディカラーは、ピュアホワイト、ライトゴールド。

価格はオープン。

（※1）食品の収納場所やドアを開ける角度によって、カメラでの撮影に写らない部分がある。特鮮氷温ルーム内、冷蔵室内の奥側、ドアポケットの一部は写らない。「冷蔵庫カメラ」の利用には「日立冷蔵庫コンシェルジュアプリ」を使用してスマートフォンと冷蔵庫本体の連携が必要

（※2）出荷時はオフ設定。オンにした際は消費電力量が約3%増加する。Android 6.0以上、iOS 10.0以降に対応。インターネット接続環境と無線LANルーターが必要

（※3）周囲温度約32度、冷蔵室を「まるごとチルド」設定にして庫内が安定したときの目安

（※4）同社調べ。新製品「R-HWSCC47S」の冷蔵室（「まるごとチルド」設定）に約400gの葉物サラダ（ラップなし）を、ドア開閉なしで24時間保存したときの棚スペースの平均湿度。冷蔵室の収納量や食品の種類・状態・量、冷蔵庫のドア開閉回数、運転状況によって湿度は変動する

（※5）ドアポケットはまるごとチルドに含まれません。「まるごとチルド」設定時は消費電力量が約5%増加。出荷時は「まるごとチルド」設定

（※6）試験方法:「まるごとチルド」搭載/非搭載の冷蔵室で保存した食品の生菌数（単位:CFU/g）の測定。食品の種類・状態・量によって効果が異なる

日立