2023年01月25日　06:35

東芝、通常より約7倍の急速冷凍に対応した「おいしさ密封急冷凍」搭載の冷蔵庫3機種

東芝ライフスタイルは、冷凍冷蔵庫「VEGETA（ベジータ）」シリーズに、6ドアタイプ「FZSシリーズ」3機種を追加。容量600Lモデル「GR-V600FZS」、550Lモデル「GR-V550FZS」、507Lモデル「GR-V510FZS」をラインアップし、3月中旬より発売する。

いずれも、新機能の「おいしさ密封急冷凍」を搭載したフラッグシップモデルとして展開。これにより、「食品の凍結時に細胞が壊れやすい温度帯を、通常冷凍の約7倍のスピード（約19分）で素早く通過させることができ、食品のおいしさを損なわずに急速冷凍できる」という。

さらに、食品冷凍時に直接冷気が当たらない構造とすることで食品の温度変化を抑制し、霜つきを約1/4（※1）に削減する「おいしさ持続上質冷凍」も搭載。霜つきによる食材のパサつきを抑えつつ食品を保存可能だ。

また、「銀イオンとフィルターを用いて冷蔵室と野菜室を清潔な空間に保つ」という「Ag+マルチバイオ脱臭」を装備。加えて、既存モデル（GR-U600FZS/GR-U510FZS）ではチルド室と野菜室に搭載していた「W-UV除菌」（※2）（※3）機能を冷蔵室上段にも採用した。

このほか、音声とメロディで冷蔵庫の状態を知らせる「音声アナウンススピーカー」機能には、使い方やごみの日のリマインド機能、スマートフォン専用アプリ「IoLIFE」に接続している同社洗濯機・オーブンレンジの運転終了通知など、音声を活用したサポート機能をより充実させたとのことだ。

本体サイズは、容量600Lモデル「GR-V600FZS」が685（幅）×1833（高さ）×745（奥行）mm、550Lモデル「GR-V550FZS」が685（幅）×1833（高さ）×699（奥行）㎜、容量507Lモデル「GR-V510FZS」が650（幅）×1833（高さ）×699（奥行）㎜。ボディカラーは、フロストグレージュとフロストホワイトの2色を用意する。

価格はオープン。

（※1）同社調べ。【試験方法】グリーンピース200gをタッパーに入れて密閉し、上段冷凍室に20日間保存後の霜化率を測定、周囲温度20度、扉開閉なし。【試験結果】2022年度GR-U600FZS上段冷凍室で通常保存と新商品GR-V600FZS上段冷凍室「上質冷凍」モードで保存の比較。霜化率、GR-U600FZS：4.8%、GR-V600FZS：1.2%

（※2）除菌効果のあるUVを照射するLEDを2灯搭載

（※3）【試験依頼先】（一財）日本食品分析センター、【試験方法】冷蔵室上段、野菜室スライドケース、チルドルーム上段それぞれに滴下した菌液を72時間後に回収し測定、【対象場所】冷蔵室上段、野菜室、チルドルーム【試験結果】99％以上の除菌効果を確認。試験結果は実使用空間の実証結果ではない

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