2023年01月25日　11:37

日立、奥行スリムで冷蔵庫カメラ搭載の「まんなか冷凍 GXCCタイプ R-GXCC67T」

日立グローバルライフソリューションズは、「コネクテッド家電」の冷蔵庫として「まんなか冷凍 GXCCタイプ R-GXCC67T」を発表。3月上旬から発売する。

定格内容積670Lながら、奥行65.4cm、本体幅88cmを実現したというスリムタイプ。キッチンに並べた際に出っ張りが少ない、スリムな奥行に加えて、ドアの分割を左右対称にしたほか、操作部やハンドルによる凹凸をできるだけ少なくすることで、フラットかつシンプルな形状とした。

仕様面では、スマートフォンアプリで冷蔵室内の食材をチェックできる「冷蔵庫カメラ」（※1）を搭載。冷蔵室のドアを開けた際、冷蔵庫の本体上部に設けたカメラが自動で、冷蔵室の棚と左右ドアポケットを撮影する。また、撮影した画像は「日立冷蔵庫コンシェルジュアプリ」（※2）から確認できる。

このほか、冷蔵室には、棚スペース全体をチルド温度約2度（同社調べ）、湿度約80%（同社調べ）となる「まるごとチルド」（※3）を採用。「約2度の低温保存によって、鮮度が長持ちする」（※4）と同社では説明する。また、冷蔵室下部には乾燥を抑え、凍らせない約-1度で肉や魚を保存する｢特鮮氷温ルーム｣、野菜室下段スペースには野菜を「眠らせるように保存」するという「新鮮スリープ野菜室」、冷凍室下段1段目には「素早くおいしくホームフリージングできる」という「デリシャス冷凍」といった鮮度保持機能を採用した。

本体サイズは880（幅）×1875（高さ）×654（奥行）mm。ボディカラーは、バイブレーションモーブグレー。

価格はオープン。

（※1）食品の収納場所やドアを開ける角度によって、カメラでの撮影に写らない部分がある。特鮮氷温ルーム内、冷蔵室内の奥側、ドアポケットの一部は写らない。「冷蔵庫カメラ」の利用には、冷蔵庫本体の近くで、「日立冷蔵庫コンシェルジュアプリ」を使用して、スマートフォンと冷蔵庫本体の連携が必要

（※2）出荷時はオフ設定。オンにしたときは消費電力量が約3%増加する。Android 6.0以上、iOS 10.0以降に対応。インターネット接続環境と無線LANルーターが必要

（※3）ドアポケットはまるごとチルドに含まれない。「まるごとチルド」設定時は消費電力量が約5%増加。出荷時は「まるごとチルド」設定

（※4）同社調べ。試験方法:「まるごとチルド」搭載/未搭載の冷蔵室で保存した食品の生菌数（単位:CFU/g）の測定。食品の種類・状態・量によって効果が異なる

日立