2017年03月13日　17:20

パナソニック、甘みともちもち感を引き出す「加圧追い炊き」搭載の「Wおどり炊き」

パナソニックは、スチーム＆可変圧力IHジャー炊飯器「SR-SPX7 シリーズ」より、炊飯容量が0.09～1Lの「SR-SPX107」、0.18～1.8Lの「SR-SPX187」を発表。6月1日より発売する。

炊飯工程後半の追い炊き時にも加圧して釜内を高温化する「加圧追い炊き」を新たに搭載したスチーム＆可変圧力IHジャー炊飯器。従来機種「SR-SPX106」より耐圧性の高い素材を新たに採用することで、かまど炊きの「ひと握りのわら燃やし」にあたる工程の追い炊き時にも高温状態を維持し、米の芯まで熱を伝える。これにより、米のα化を促進し、従来品よりも甘みが約10％、もちもち感（ねばり）が約9％向上したごはんを炊き上げる。

また、内釜の高断熱中空セラミックスを約30％増量することで、断熱性能が約10％アップした新「ダイヤモンド竈釜」を採用。高い断熱性で釜内の熱を外に逃しにくくして閉じ込めるため、米一粒一粒に熱が伝わり甘みを引き出す。さらに、側面の打ち出し加工と、あめ色のグラデーション塗装により上質感のあるデザインに一新した。

このほか、従来は煮沸のみだったお手入れ機能に、加圧減圧を加えて洗浄力が向上した新「お手入れ機能」を搭載。加圧減圧により一気に蒸気を噴射することでパワフルな高温洗浄を可能にし、炊飯後の気になるニオイの低減効果が従来比約28％向上した。

加えて、従来品より洗浄時間を約40％短縮し、約28分で洗浄することが可能となった。機能面では、銘柄炊き分けを従来の46銘柄から50銘柄に拡大している。

「SR-SPX107」の主な仕様は、消費電力（炊飯時）が1210W、炊飯容量が0.09～1L、本体サイズは26.6（幅）×23.3（高さ）×33.8（奥行）mmで、重量が7kg。ボディカラーはルージュブラックとスノークリスタルホワイト。

「SR-SPX187」の主な仕様は、消費電力（炊飯時）が1400W、炊飯容量が0.18～1.8L、本体サイズは29.2（幅）×26.7（高さ）×36.5（奥行）mmで、重量が8.2kg。ボディカラーはルージュブラックとスノークリスタルホワイト。

価格はいずれもオープン。

パナソニック