「いいね！」9000件超え、“1食14分”おひとりさま用「弁当箱炊飯器」なぜバズった？

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毎週末、「価格.com新製品ニュース」でアクセス数の多かったニュース記事をランキング形式でお届け（2019年12月13日〜12月19日）。

今週ひときわ輝きを放ったのは、2位にランクインした「おひとりさま用超高速弁当箱炊飯器」（サンコー）。発表から瞬く間にインターネット上で話題を集め、Facebookの「いいね！」は9000件を超えている（2019年12月20日17時時点）。また、現時点で、同社ホームページ上ではすでに品切れとなり、予約受付を行っている状況だ。発送は「2020年2月中旬以降」とアナウンスしている。

今回注目の的となった「おひとりさま用炊飯器」は、「帰宅後や朝の時間に、温かい炊きたてご飯が食べたい」というニーズに応えたというもの。茶碗1杯分（0.5合）を約14分で炊けることに加え、炊きたてをそのまま食べられる弁当型フォルムと、食事後に直接水洗いできる防水設計を備えたのが特徴だ。

素早い炊きあがり時間にも目を見張るが、なにより、器に移す動作も必要なく、食器洗いも最小限で済み、さらにコンパクトに収納できる……という“炊きたてご飯をぐっと手軽にする特徴”が目を引く。帰宅後の「早くリラックスしたい」と「炊きたてご飯が食べたい」をみごとに両立した仕様がハマり、ユーザーの心をつかんだのではないだろうか。

このほかにも、今週はユニークなコンセプトの製品が目立ち、「チューナーレス液晶テレビ 」（ドン・キホーテ）をうたう製品が6位に入った。同社によれば、「持っているデバイスをつないで、インターネットの動画や映画を見るだけだから、チューナーはなくてもいい」というユーザーの声に応えたとのことだ。

また、ランクインこそならなかったものの、12月17日に発表された、3.5型モニターを内蔵したビデオキャプチャー「400-MEDI029」（サンワサプライ）もおもしろい。本体にモニターを備え、PC不要で、古いビデオテープをデータ化できる仕様がインターネット上を盛り上げていた。

このように今週は、ユーザーのニーズをナナメ上からくみ取った“ひと味違う製品”たちが現れたアツい週となったようだ。

■1位 2019年の「歴史的カメラ」7機種が発表…12月13日

■2位 サンコー、“おひとりさま”1食分を14分で炊きあげる「弁当箱炊飯器」…12月17日

■3位 2,000円を割り引き、加熱式タバコ「IQOS 3 DUO」の「冬割」がスタート…12月19日

■4位 12,000円、FMラジオチューナー搭載のAndroid 9.0タブレット「FFF-TAB7」…12月18日

■5位 サンコー、4画面表示に対応した「360度ドライブレコーダー＆リアカメラ」…12月15日

■6位 ドンキ、“チューナーレス液晶テレビ”をうたう32型モデルを税別19,800円で発売…12月17日

■7位 27,500円、別売り「解体匠機 RX-93 νガンダム」の専用オプションパーツ発売…12月16日

■8位 キヤノン、キーホルダー感覚の新コンセプトカメラ「iNSPiC REC」発売日決定…12月17日

■9位 使用済みの「glo」「Ploom TECH」など、加熱式タバコのリサイクル事業が2020年開始…12月18日

■10位 ドンキ、カラー液晶＆心拍センサー搭載スマートウォッチを税別3,980円で発売…12月19日

■関連リンク

PC不要でビデオテープをデータ化、モニター内蔵のビデオキャプチャー発売

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