2023年06月15日　12:27

Anker、雑巾がけのように「押して、拭く」自動洗浄ステーション付きロボット掃除機

アンカー・ジャパンは、「Eufy」のサブブランド「Eufy Clean」より、ロボット掃除機「Eufy Clean X9 Pro with Auto-Clean Station」を発表。6月15日より発売開始した。

同社初「加圧式デュアル回転モップ」を搭載したロボット掃除機。「水拭きと強力な吸引の両方で徹底的に掃除できる」というのが特徴。具体的には、毎分180回で高速回転する2つのモップにそれぞれ約1kgの圧を加え、「押して、拭く」ことで、キッチンの水汚れやリビングのペット・子どもの足裏汚れ、水性ペンの落書きなど、雑巾がけをしないと落ちない汚れまで自動で水拭き掃除するという。

また、水拭き掃除中にカーペットを検知すると、自動でモップを約12mm引き上げて吸引掃除のみを行い、カーペットを濡らさずに部屋全体を一度に掃除する。

吸引掃除では、5500Paの強力な吸引力のほか、髪の毛などが絡まりにくいゴム製のV字回転ブラシを搭載。カーペットの中や部屋の隅々までゴミを逃さずに掃除するという。

性能面では、床に落ちたケーブルやスリッパなどの形状を3次元的に認識する3D ToFセンサーとAIカメラにより「的確に障害物を回避する」とうたう、同社独自のAI.Seeシステムを初搭載。加えて、「みずから効率的な経路を設計する」というiPathレーザーナビゲーションシステムにより、散らかった部屋や複雑な間取りも「隅々まで正確かつ網羅的に掃除が可能」と同社で説明する。専用アプリ内では、A.I Mapテクノロジー3.0により、5フロア分のマップ保存や回避した障害物の場所の確認が可能だ。

さらに、自動洗浄ステーションが付属しており、掃除終了後はモップの洗浄＆温風で乾燥までを自動で行う。

このほか、バッテリー駆動時間は最大180分で、充電時間が約270分。Amazon AlexaとGoogleアシスタントでの音声操作への対応や、チャイルドロック機能を搭載する。

主な仕様は、ダスト容器容量が410ml、本体サイズはロボット掃除機が35.3（幅）×11.4（高さ）×32.7（奥行）cm、重量は約4.6kg、自動洗浄ステーションが42.2（幅）×41.6（高さ）×44.3（奥行）cm、重量は約7.2kg。電源コード、交換用フィルターが付属する。

価格は109,900円。