2023年09月05日　13:02

東芝、省エネ性が向上したルームエアコンのフラグシップ「DRシリーズ」

東芝ライフスタイルは、ルームエアコン「大清快」の新製品として、フラグシップモデル「DRシリーズ」9機種を11月上旬より発売する。

ラインアップは、「RAS-N221DR」（主に6畳）、「RAS-N251DR」（主に8畳）、「RAS-N281DR」（主に10畳）、「RAS-N361DR」（主に12畳）、「RAS-N402DR」（主に14畳）、「RAS-N562DR」（主に18畳）、「RAS-N632DR」（主に20畳）、「RAS-N712DR」（主に23畳）、「RAS-N802DR」（主に26畳）を展開する。

特徴は、9種中8機種が新省エネ基準（※1）を達成したほか、「レーダー」を活用した「節電冷房（※2）モードを搭載した点。

省エネ性能に影響する熱交換器やインバーター回路を中心に設計の見直しを行い、制御の再チューニングを行うことで省エネ性能が向上。「節電冷房」モードは、冷房運転時に「節電冷房」モードにすると、高精度レーダーが人の位置を探知（※3）してエアコンからいちばん近い人に風を当てながら、通常よりも控えめの冷房運転を行うことで、節電しながら快適に過ごせるという。

機能面では、室内の空気を撹拌させる「サーキュレーター」モードを新搭載。運転中（※4）に「サーキュレーター」モードをオンにすると、風向ルーバーが互い違いにスイングして風を送り、空気をやさしくかき混ぜながら運転する。

このほか、抗菌・撥油仕様のエアフィルターを新たに採用し、さらに油汚れに強いフッ素コーティング加工を施すことにより、エアコンの清潔性が向上。スマートフォン専用アプリ「IoLIFE」にエアコンの電気代を表示する機能を追加した。

市場想定価格は、「RAS-N221DR」が295,000円前後、「RAS-N251DR」が306,000円前後、「RAS-N281DR」が317,000円前後、「RAS-N361DR」が328,000円前後、「RAS-N402DR」が350,000円前後、「RAS-N562DR」が372,000円前後、「RAS-N632DR」が394,000円前後、「RAS-N712DR」が416,000円前後、「RAS-N802DR」が438,000円前後。

このほか、さらに、「DRシリーズ」と同等の省エネ基準達成率で、「レーダー」のない「DRZシリーズ」7機種も同時に発表。12月上旬より発売する。

（※1）2027年度を達成目標年度として策定した製造事業者等が目標年度に満たすべき省エネ基準

（※2）「RAS-N402DR」において同社独自の条件により評価。当社環境試験室（11畳）にて、通常冷房運転と節電冷房運転との比較。外気温35度、設定温度「24度」、風量「自動」にて、安定時1時間の消費電力量の比較。通常冷房運転時1,132Wh、節電冷房運転時662Wh（エアコンの設置環境、ご使用条件により効果は異なる）。「節電冷房」は冷房運転時のみ有効

（※3）エアコンの正面から約2m離れた位置で人を探知し、ルーバーが動くまでの時間：約3～4秒。動きが小さいときや動きが早いとき、家具などで隠れているときは探知できない場合あり。観葉植物など、人と判断しやすいものに対して探知する場合あり

（※4）AI快適、暖房、衣類乾燥運転時を除く