2013年09月12日　16:43

日立、「くらしカメラツイン」を搭載したエアコン「白くまくん Z」

日立アプライアンスは、ルームエアコンの新モデル「ステンレス・クリーン白くまくん Z」シリーズを発表。2.2kW～7.1kWモデルの8機種を10月下旬より、8.0kWモデルを2014年3月中旬より発売する。

人や部屋の状況を2つのカメラでより細かく見る「くらしカメラツイン」を搭載したのが特徴。在室者の数や活動量、位置に加えて、新たに距離や間取りも見る画像カメラと、床や壁、在室者の周囲の温度も見る温度カメラの2つのカメラを採用する。

「くらしカメラツイン」を利用した「[ecoこれっきり]運転」では、人や部屋の状況をより細かく見ることで、人の居るエリアの暖めすぎなどのムダを発見し、素早く節電しながらも快適な空調を実現。室内機と在室者との距離に合わせて風量の調節も行う。

また、部屋の形や間仕切りの開閉を検知する「間取りサーチ」を新たに採用し、部屋の状況に合わせて吹き出す風のスイング幅も自動で調節することが可能だ。リビングと隣室の二間続きの場合においては、間仕切りを閉じていると1間を空調、開いていると2間に合わせた空調を自動で行ってくれる。

さらに、エアコン内部は、除菌効果があるステンレスを通風路やフラップ、フィルターに使用した同社独自の「ステンレス・クリーンシステム」を搭載。吹き出し口の2枚の大きなフラップにもステンレスを使用した「ダブルステンレスフラップ」を新たに採用する。暖房機能では、床面温度約30度で足元からしっかり暖めることで、床暖房のような感覚になる「ゆか暖30」を新たに搭載。また、約55度の高温風で30分間連続運転できる「温風プラス」や、約30秒で温風が吹き出す「すぐ暖房30」も搭載し、快適な暖房を実現している。

このほか、地球温暖化係数が約3分の1の新冷媒R32を採用。室内機と室外機の構造を見直すことで、省エネ性能も向上させている。操作面では、スマートフォンによる遠隔操作にも対応した。

ラインアップとして、単相100Vの2.2kWモデル「RAS-Z22D」、2.5kWモデル「RAS-Z25D」、2.8kWモデル「RAS-Z28D」、3.6kWモデル「RAS-Z36D」、単相200Vの4.0kWモデル「RAS-Z40D2」、5.6kWモデル「RAS-Z56D2」、6.3kWモデル「RAS-Z63D2」、7.1kWモデル「RAS-Z71D2」、8.0kWモデル「RAS-Z80D2」を用意。ボディカラーはクリアホワイト。