2023年03月29日　07:15

コロナ、アースカラーでランタンモチーフの小型対流形石油ストーブなど3モデル

左から、「小型対流形石油ストーブ SZ-F32」「ポータブル電源対応石油ファンヒーター FH-CPF25」

コロナは、新ブランド「OUTFIELD」の第1弾として、本体色をアースカラーで統一した「フィールドベージュライン」を発表した。

ラインアップは、「小型対流形石油ストーブ SZ-F32」（4月26日発売）、「ポータブル電源対応石油ファンヒーター FH-CPF25」（4月26日発売）、「対流形石油ストーブ SL-F510」（9月発売予定）の3製品を用意。公式オンラインストアで取り扱い、3月31日10時から4月10日10時まで予約販売を受け付ける。

「OUTFIELD」は、“暮らしを「楽」から「楽しい」へ”をコンセプトに掲げる新ブランド。ブランド名には、楽しみや可能性を“外へ広げる”という意味を込めたという。

今回発売する3製品は、ボディカラーに「フィールドベージュ」を採用。また、収納に便利な専用バッグ（別売り）もあわせて販売するとのことだ。

■「小型対流形石油ストーブ SZ-F32」

ランタンをモチーフにしたという、丸みを帯びた形状の石油ストーブ。シルバーのガードや黒いつまみといったギア要素を施すことで、おしゃれさと無骨さを兼ね備えたデザインをかなえたという。

また、置台底面が幅35.5cmと、収納や持ち運びに便利な省スペース設計を実現。性能面では暖房出力が3.19kW、連続燃焼時間は約12.3時間で、コンパクトながら高い暖房性能を備えている。

このほか、水平確認ができる水平器を搭載。安全装置として「対震自動消火装置」も装備した。

主な仕様は、タンク容量が3.8L。暖房のめやすが、木造15m2（9畳）/コンクリート20m2（12畳）まで。本体サイズは355（幅）×475（高さ）×355（奥行）mm（置台を含む）、重量は6.3kg。燃焼筒押えが付属する。

価格は34,800円。

■「ポータブル電源対応石油ファンヒーター FH-CPF25」

ポータブル電源（※1）の使用に対応した石油ファンヒーター。主な機能は2022年9月に台数限定で販売した「FH-CP25Y」と同様で、運転時の消費電力（50Hz）が8.5から14Wという低消費電力を実現するのが特徴。ポータブル電源の定格容量が少なくても長時間運転（※2）が可能だという。

また、本体サイズ312（幅）×390（高さ）×307（奥行）mmのコンパクト設計ながら、2.5kWの最大暖房出力に対応し、パワフルに部屋を暖められる。さらに、標高2000mまで対応する「高地切換モード」も備えた。

このほか、水平確認ができる水平器を搭載。「対震自動消火装置」や「不完全燃焼防止装置」など8つの安全装置を搭載し、安全面にも配慮した。

主な仕様は、タンク容量が3.6L、暖房出力が2.5～0.66kW。房のめやすが、木造11.5m2（7畳）/コンクリート15m2（9畳）まで。消費電力（50/60Hz）が点火時166/166W、燃焼時14/14～8.5/9.5W、待機時0.9W。燃焼継続時間は強14.8～弱56.3時間。本体サイズは312（幅）×390（高さ）×307（奥行）mm（置台を含む）、重量は7.9kg。固定タンクキャップ（黄色）、スポイトが付属する。

価格は25,800円。

■「対流形石油ストーブ SL-F510」

暖気を対流させて空間を暖める対流形石油ストーブ。主な機能は1962年の発売以来ロングセラーを続けているという対流形石油ストーブ「SLシリーズ」と同様となる。従来のデザインにガードや大型の黒いつまみを追加し、ギア感を表現したという。

このほか、安全装置として「対震自動消火装置」も装備する。

主な仕様は、タンク容量が6L、暖房出力が5.14kW。暖房のめやすが、木造21.5m2（13畳）/コンクリート29.5m2（18畳）まで。燃焼継続時間は約12時間。本体サイズは460（幅）×553（高さ）×460（奥行）mm（置台を含む）、重量は9.9kg。

価格は33,800円。

（※1）リリースより。「ポータブル電源は、純正弦波または正弦波の100Vで50Hzまたは60Hz、定格出力は200W以上のものを使用してください」

（※2）運転開始から強火力で3時間使用すると約60Whの電力を消費するため、電源容量540Whのポータブル電源に本製品を単独で接続した場合、約27時間燃焼することが可能。ただし、使用するポータブル電源の特性や充電状況、バッテリーの消耗具合、石油ファンヒーターの点火回数や使用条件により運転可能時間は変動する

コロナ