2016年05月13日　14:04

オムロン、寝つきをスムーズにする「ねむり時間計 HSL-003T/004T」

オムロンヘルスケアは、よい眠りをサポートする「ねむり時間計」の新モデルとして、「HSL-003T」「HSL-004T」の2機種を発表。「HSL-003T」を5月26日より、「HSL-004T」を6月20日より発売する。なお、「HSL-004T」は一部販売店のみの取り扱いとなる。

「ねむり時間計」は、枕元に置いて、睡眠の状態を簡単に測定できる端末。センサーが、寝返りなどによる寝具の動きを検知して、寝つくまでの時間や睡眠中の寝返り、目覚ましが鳴ってから起床までにかかった時間などを測定することができる。

新モデルでは、アプリに搭載された「呼吸トレーニング」メニューにより、副交感神経を優位の状態にすることで就寝前のリラックスを促し、よりスムーズな寝つきをサポートするのが特徴。ヨガインストラクターの椎名慶子氏が監修した3種類の呼吸トレーニング「完全呼吸法」「ソーハム呼吸法」「カウント呼吸法」から選び、音声ガイダンスにあわせて呼吸を行うことで、体をリラックスさせてスムーズな寝つきを促すという。

また、アラーム設定時間から30分前までの間で、体動を検知し、体が起き出したタイミングでアラームを鳴らす「スッキリアラーム機能」を搭載。アラーム音は本体のほかに、スマートフォンから音楽を選んで鳴らすことも可能だ。

さらに、測定データをアプリに転送することで、1週間分のデータを「睡眠時間」「おはよう時刻」「おやすみ時刻」「寝つき時間」「起床にかかった時間」の5つの指標で評価し、「夜更かし型」「朝寝坊型」といった眠りの特徴を、9種類の動物に例えて判定。それぞれの特徴にあわせてアドバイスしてくれるほか、週単位、日単位、月単位のデータ管理が可能で、眠りの傾向や変化を簡単に知ることができる。

このほか、「HSL-004T」は、温湿度センサーを内蔵しており、寝室の温度や湿度、寝室環境が快適かどうかをアプリ上で確認することが可能だ。

共通の仕様として、通信方式はBluetooth 4.0 LEを採用。バッテリーはリチウム電池「CR2032」×2で、電池寿命が約4か月（1日1回測定）。本体サイズは83（幅）×83（高さ）×16（奥行）mm。重量は約65g（電池含む）。

ボディカラーは、「HSL-003T」がピンク、パープル、グリーンの3色、「HSL-004T」がレッドとブルーの2色を用意する。

価格はいずれもオープン。

オムロン