2011年10月03日　15:55

パイオニア、同社初の単体ネットワークオーディオプレーヤー

パイオニアは、同社初のネットワークオーディオプレーヤー「N-30」「N-50」を発表。10月下旬より発売する。

同社初となる単体のネットワークオーディオプレーヤー。DLNA1.5に準拠したPCやNASなどに保存されている音楽ファイルの再生に加え、AirPlayにも対応し、iPod/iPhone/iPadおよびPC内にあるiTunesライブラリーの音楽コンテンツをネットワーク経由でストリーミング再生できる。また、インターネットラジオのポータルサイト「vTuner」を使って、世界中の放送局のインターネットラジオを聴くことも可能。パイオニア専用インターネットラジオサイトからお気に入りの放送局を登録することもできる。

本体には、2.4型カラー液晶を搭載。ストリーミング再生中の曲名、アーティスト名、アルバム名や、アルバムアートワーク等を表示することが可能だ。また、iPod/iPhone/iPadとのデジタル接続に対応するUSB入力端子も搭載。iPod/iPhone/iPadからデジタル音声信号をダイレクトに入力することで、高音質再生を実現している。

さらに上位モデルの「N-50」には、USB DAC機能を搭載しており、PCからのデジタル音声信号をダイレクトにアシンクロナス（非同期）転送することで、ジッターの影響の少ない高音質再生を実現。32bit拡張処理を行うことで、より高音質な再生を実現する独自の「Hi-bit 32 Audio Processing」や、圧縮時に失われたデータを補間することで高音質再生を実現する独自の「オートサウンドレトリバー」なども備えている。

このほか、Bluetoothアダプター「AS-BT200」を取り付けることで、携帯型オーディオプレーヤーやPCなどのBluetooth搭載機器からのワイヤレス再生にも対応。iPod touchやiPhone、Android端末から操作できる専用アプリ「Pioneer ControlApp」にも対応する（11月上旬以降対応予定）。

対応ファイルは、MP3、WMA、AAC、WAV、FLAC。FLACやWAVは192kHz/24bitのロスレスフォーマットにも対応する（DLNA経由の場合のみ。USBの場合は96kHz/24bit）。

本体サイズは、「N-30」が435（幅）×97.5（高さ）×330（奥行）mm、「N-50」が435（幅）×99（高さ）×330（奥行）mm。インターフェイスは、「N-30」がアナログ音声出力（RCA）×1、光デジタル出力×1、同軸デジタル出力×1、「N-50」が光デジタル入力×1、同軸デジタル入力×1、アナログ音声出力（RCA）×1、光デジタル出力×1、同軸デジタル出力×1。

価格は、「N-30」が49,800円、「N-50」が74,800円。

パイオニア