2012年02月27日　19:55

オムロン、10秒で検温できる婦人用電子体温計

オムロンヘルスケアは、婦人用電子体温計の新製品「オムロン婦人用電子体温計 MC-642L」を発表。4月10日より発売する。

婦人用電子体温計として、日本で初めて10秒（予測式）のスピード検温を実現。感温部（検温を行う先端部）と内部の高速応答センサーが、舌下での体温をすばやく検知し、さらに検知した体温の変化データを、独自の分析・演算技術で高速演算処理することで、約5分後の体温（平衡温）を平均10秒で予測して表示できる。なお、予測検温終了後にそのままくわえ続けると、実測検温が始まるようになっている。

また、近距離無線通信技術「NFC」を搭載。検温データを簡単に転送し、健康管理サービス「ウェルネスリンク」を活用してパソコンやAndroidスマートフォンでデータの管理や確認が行える。検温データは、おサイフケータイ機能付きのAndroidスマートフォンや携帯電話から簡単に自動転送できるほか、別売の通信トレイを使ってUSBケーブルでパソコンに転送することも可能だ。

さらに、同社のAndroidスマートフォン用無料アプリ「リズムノート」とつなぐと、検温値をグラフで確認できるほか、体調や症状などを登録することも可能。月経開始日を登録すると、過去の月経周期データをもとに、グラフやカレンダー上で次回の排卵推定日や月経開始推定日も表示する。

このほか、ケースから本体を取り出すと自動的に電源が入り、戻すと電源が切れる「自動電源オンオフ」機能を搭載。また、暗い部屋でも検温値がわかるように、バックライト機能も備えている。

本体サイズは39（幅）×103（高さ）×16（奥行）mmで、重量は約33g（収納ケース、電池含む）。電源にはリチウム電池「CR2032」×1を使用。電池寿命は約9か月となる。ボディカラーは、ピンク、ホワイト、ブラックの3色。

価格はオープン。