2022年07月02日　07:00

「加熱式タバコ」2022年上半期、IQOS・Ploom・gloの新登場デバイスまとめ

「加熱式タバコ」2022年上半期、IQOS・Ploom・gloの新デバイスまとめ

日本国内の加熱式タバコ市場は現在、フィリップモリスジャパンの「IQOS（アイコス）」、JTの「Ploom（プルーム）」、ブリティッシュ・アメリカン・タバコの「glo（グロー）」の3ブランドが中心となり、さまざまな競争が繰り広げられている。

そこで今回は、2022年上半期（1月～6月）に「価格.com新製品ニュース」で公開した各社の加熱式タバコデバイスに関する主要ニュースを、ピックアップしてご紹介。より選択肢が増えてきた加熱式タバコデバイスの新製品、新バリエーションを振り返ってみる。

■フィリップモリスジャパン（IQOS）

国内加熱式タバコ市場をリードする「アイコス」シリーズからは2022年3月、従来モデルから価格を抑えた新デバイス「IQOS ILUMA ONE（アイコスイルマワン）」が登場した。

「アイコスイルマワン」は、「IQOS ILUMA（アイコスイルマ）」「IQOS ILUMA PRIME（アイコスイルマプライム）」と同様に、新技術の「スマートコア・インダクション・システム」を採用し、ブレードをなくしたことで、使用後のクリーニングを不要としたのが特徴。専用タバコスティック（別売り）は「TEREA（テリア）スティック」に対応する。

機能面では、20本の連続使用が可能（フル充電されたホルダーで20回の使用が可能。「アイコスイルマワン」にはオートスタート、スマートジェスチャー機能は搭載されない）。充電時間は、ほかの「アイコスイルマ」シリーズよりも短い、約90分となっている。

さらに、注目すべきは価格で、「アイコスイルマ」が6,980円、「アイコスイルマプライム」が9,980円であるのに対して、「アイコスイルマワン」は3,980円と、比較的手が届きやすくなっている。上位モデルにも匹敵する機能を備えていることから、エントリーモデルという位置づけにとどまらず、高コスパを感じるユーザーも少なくないことだろう。

■JT（Ploom）

JTの加熱式タバコ「Ploom（プルーム）」シリーズからは2022年1月、「プルーム・テック・プラス（Ploom TECH+）」のバージョンアップモデルとして「プルーム・テック・プラス・1.5」が登場した。

「プルーム・テック・プラス」シリーズは、低温加熱型を特徴とする、加熱式タバコ用デバイス。新登場となった「プルーム・テック・プラス・1.5」は、ストレートタイプを採用し、「旧バージョンと比較して、部品の組み立てやリキッドの交換がより簡単になった」というのが特徴だ。さらに、従来約90分だったフル充電時間が約60分に短縮されている。

ボディカラーは、モダンブラック、ピュアホワイト、ウォームアイボリー、ランプオレンジ、プラントカーキの5色を展開。カラーラインアップが広がったことで、選ぶ楽しみも増えている。価格は各2,980円。

■ブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパン（glo）

ブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパンは、加熱式タバコ「glo」販売開始から5周年を記念して、サイドパネルを着せ替えられる数量限定のデバイス「UNIQ（ユニーク）」シリーズを展開している。

具体的には、第1弾として「グロー・ハイパー・プラス・ブラック・アンド・ブラック・セット」「グロー・ハイパー・プラス・マホガニー・アンド・ブラック・セット」、第2弾として「グロー・ハイパー・プラス・ブルー・アンド・ブルー・セット」「グロー・ハイパー・プラス・シャンパン・アンド・ゴールド・セット」を発売。いずれも、サイドパネルを交換して、自分好みの着せ替えを楽しめるのが特徴だ。価格は各980円。

フィリップモリス