2020年12月04日　15:26

「ドコモ対抗」で日本通信が月16GB/税別1,980円プラン発表、今後20GBに増量へ

日本通信は12月4日、「NTTドコモが発表した新料金への対抗プラン」を12月10日から提供すると発表した（※画像は日本通信ホームページより）。

NTTドコモは12月3日、月額料金2,980円（税別）で月間20GBまでのデータ通信と1回あたり5分以内の国内通話を利用できるという、新たな料金プラン「ahamo（アハモ）」を発表しており、これに「対抗」するものと見られる。

日本通信の発表によれば、新料金プラン（コードネーム「SSDプラン」）は、月額1,980円（税別）で、月間データ容量16GBと70分/月の通話料金を利用できるとのこと。ただし、NTTドコモの新料金プランの開始日以降は、月間データ容量20GBに増量して提供するという。

なお、「SSDプラン」は、基本データ容量（16GB、ドコモ新料金プランのサービス開始日以降は20GB）を超えた場合には、1GBあたり250円で使った分だけの料金を自動適用する「おかわり課金方式」を採用する。70分を超える通話料は、30秒あたり10円とのことだ。

今回の「SSDプラン」の提供について、日本通信では、「『MVNO潰し』ではないかと言われているドコモの新料金に対して、MVNOの代表として対抗プランを1,980円で投入」するとして、「ドコモの新料金プランはまだ3か月も待たなくてはいけませんが、SSDプランは、来週からすぐに使い始めることができ、かつドコモがサービス開始する日には、20GBへと自動増量されるので、今は存在しないプランを待つ必要はありません。しかも今は存在しないプランより3割以上合理的です」（ニュースリリースより）とコメントしている。

ドコモが月20GB/税別2,980円の新プラン「ahamo」発表、キャリアメールは提供なし