2021年10月05日　12:18

エントリー5Gスマホ「arrows We」が12月上旬以降発売、ドコモ・au・ソフトバンクから

FCNTは10月5日、5G対応のエントリースマートフォン「arrows We（アローズウィー）」を2021年冬モデルとして製品化すると発表した。

これにあわせて同日、NTTドコモ、au（KDDI）、ソフトバンクの3キャリア各社が「arrows We」の取り扱いについて、詳細を明らかにしている。

NTTドコモでは「ドコモスマートフォン arrows We F-51B」として、auでは「arrows We FCG01」として、ソフトバンクでは「arrows We」として、いずれも12月上旬以降より発売する予定だ。

「arrows We」は、表示部に約5.7型HD+液晶ディスプレイ（1520×720ドット）を採用したモデル。IPX5/8相当の防水性能とIP6X相当の防塵性能を装備したほか、「高さ1.5mから26方向でコンクリートに落下させる試験」もクリアした（2021年8月現在。FCNT調べ。無故障・無破損を保証するものではない）。

さらに、泡タイプハンドソープで洗える（国内メーカー製の家庭用泡タイプのハンドソープあるいは国内メーカー製の家庭用液体タイプの食器用洗剤を使って洗える。FCNT試験方法による）ほか、アルコール除菌できる（「厚生労働省・経済産業省［独立行政法人製品評価技術基盤機構（NITE）］・消費者庁発表」の消毒方法をもとに検証）という点も特徴だ。

機能面では、マスクでこもった相手の声を聞き取りやすく補正する「マスク通話モード」、自分の声が小さい時に自動で送話音量をアップする「はっきりマイク」を搭載する。

このほか、通常モードに加えて、「シンプルモード」にも対応。子どもの学年（小学生、中学生、高校生から選択）に合わせてアプリや使用時間の制限を設定できる「ジュニアモード」、ビジネスとプライベートを1台で使いわけられる「プライバシーモード」も備えた。

主な仕様は共通で、プロセッサーが「Snapdragon 480 5G」、メモリーが4GB、内蔵ストレージが64GB。外部記録媒体はmicroSDXCメモリーカード（最大1TB）に対応。カメラ機能は、アウトカメラが約1310万画素メインカメラ（F2.2）＋約190万画素マクロカメラ（F2.4）の2眼構成。インカメラは約500万画素（F2.2）。OSは「Android 11」をプリインストールする。

バッテリー容量は4000mAh。おサイフケータイの利用も可能。セキュリティ機能は指紋認証に対応する。なお、ソフトバンクが発売する「arrows We」はe-SIMに対応するという。

本体サイズは71（幅）×147（高さ）×9.4（奥行）mm、重量は約172g。

ボディカラーは、NTTドコモがネイビー、ホワイト、パープル、レッド（レッドはドコモオンラインショップ限定）の4色、auがローズゴールド、ホワイト、ブラックの3色、ソフトバンクがターコイズ、ホワイト、ブラックの3色を展開する。

FCNT