2023年03月02日　12:28

ワイモバイル、“フレイル対策サポートアプリ”を搭載した5G対応「かんたんスマホ3」

ソフトバンクは、「ワイモバイル」より、5G対応スマートフォン「かんたんスマホ3」（京セラ製）を発表した。3月3日から予約受付を開始し、3月9日に発売する。

筑波大学の山田実教授が監修した、フレイル（※）対策サポートアプリ「うごくま」を搭載したモデル。

「うごくま」は、キャラクターがユーザーを褒めたり励ましたり、相互にコミュニケーションを取ることで、フレイル対策に重要なウォーキングの習慣化につながる励みを醸成するアプリ。歩数や歩行距離、消費カロリーなどを確認できるほか、ユーザー自身の生活を振り返りフレイルのリスクを確認できる「生活チェック機能」を利用可能だ。

また、前モデル「かんたんスマホ2＋」から、抗菌・抗ウイルスコートのカバー範囲を拡大。ボディだけでなくディスプレイやボタンにも対応した。なお、カメラ部、ディスプレイ周りの無塗装部は非対応となる。本体は泡タイプのハンドソープなどでの丸洗いや、アルコール除菌シートなどでの手入れをすることが可能だ。

さらに、操作で困った場合に、ホーム画面にあるサポートボタンを押すだけで内容を診断して解決する機能「押すだけサポート」を搭載。加えて、国内の不審な電話番号と海外の電話番号を自動で判別し、着信時に警告表示・警告ガイダンス・自動録音を行う「迷惑電話対策機能」に対応した。

主な仕様は、表示部が約6.1型フルHD+（2400×1080ドット）、プロセッサーが「Dimensity 700」、メモリーが4GB、内蔵ストレージが64GB。外部記録媒体は、microSDXCメモリーカード（最大1TB）に対応。カメラ機能は、メインカメラが有効約1600万画素、サブカメラが有効約800万画素だ。OSは「Android 13」をプリインストールする。

バッテリー容量は4500mAhで、連続通話時間が約2120分（LTE網）、連続待受時間が約670時間（LTE網/AXGP網）。最大通信速度は、5Gが受信時1.8Gbps/送信時159Mbps、4G（LTE）が受信時285Mbps /送信時46Mbps。

無線通信はBluetooth 5.3、IEEE802.11a/b/g/n/ac準拠の無線LAN規格に対応。おサイフケータイ、NFC、生体認証（顔認証）の利用も可能。IPX5/8相当の防水性能、IP6X相当の防塵性能を装備する。

本体サイズは約70（幅）×161（高さ）×8.9（奥行）mm、重量は約173g。ボディカラーはシルバー、グリーン、マゼンタを展開する。

（※）「要介護状態と健康の間に位置して、身体や認知機能が低下した虚弱状態」（同社リリースより）

京セラ