2023年05月09日　11:22

シャープ、1/1.55型カメラを搭載したハイエンドスマホ「AQUOS R8」

シャープは、5Gスマートフォンのハイエンドモデル「AQUOS R8」を発表した（画像1枚目は、価格.comマガジンによる取材写真）。国内携帯キャリアでは、NTTドコモが「AQUOS R8 SH-52D」として7月下旬以降に発売する。

フルHD+（2340×1080ドット）解像度の6.4型有機ELディスプレイ「Pro IGZO OLED」を搭載したハイエンドモデル。プロセッサーは「Snapdragon 8 Gen 2」を採用しており、独自のチューニングを加えることで、従来モデル「AQUOS R7」と比較し、CPU性能が約32％、GPU性能が約24％、AI性能が約50％向上したという。

また、有機ELディスプレイ「Pro IGZO OLED」は、最大240Hz駆動のなめらかでクリアな表示に対応。コントラスト比1300万：1、ピーク輝度1300ニト、10億色の表現力に加えて、ブルーライトの発光を従来モデル「AQUOS R7」と比べて約50％低減している。

カメラには、1/1.55型の大型イメージセンサーとライカ社監修のレンズ「ヘクトール」を搭載。集光量の多さを生かし、明るく美しい写真を撮影できるほか、HDR撮影時の画像処理も高速化。逆光や暗所でも、白飛びや黒つぶれを抑えたきれいな写真をテンポよく撮影できる。

背面カメラの画素数は、標準カメラが有効約5030万画素（CMOS、F値1.9レンズ、広角85度、焦点距離23mm相当［35mm判換算］、電子式手ブレ補正）、広角カメラが有効約1300万画素（CMOS、F値2.3レンズ、超広角118度、焦点距離17mm相当［35mm判換算］、電子式手ブレ補正）。

前面カメラの画素数は、有効約800万画素（CMOS、F値2.0レンズ、広角78度、焦点距離26mm［35mm判換算］）。

さらに、本体背面に搭載の大型カメラリングを通して内部の熱を効率的に放出する独自の新放熱設計「サーモマネジメントシステム」を採用。長時間の動画撮影など負荷の大きい場面でも高いパフォーマンスを継続できる。

このほか主な仕様は（※シャープ発表より）、メモリーが8GB、内蔵ストレージが256GB。外部記録媒体はmicroSDメモリーカードに対応。OSは「Android 13」をプリインストール。無線通信は、Wi-Fi 6準拠の無線LANとBluetooth 5.3に対応する。

5Gネットワークの通信速度は、受信時最大が4.2Gbps、送信時最大が218Mbps。

バッテリー容量は4570mAh。SIMカードは、nanoSIMとeSIM。接続端子は、USB Type-C、3.5mmイヤホン。IPX5/8の防水、IP6Xの防塵、MIL-STD-810Gの耐衝撃、おサイフケータイ、NFCに対応。生体認証は、顔認証（マスク対応）や指紋認証を採用する。

本体サイズや重量は測定中。ボディカラーは、ブルーとクリームの2色を用意する。