2012年10月17日　16:00

富士通、片手操作が可能でコンパクトなスマホ「ARROWS ef」

au（KDDI）は、スマートフォンの2012年冬モデルとして、富士通モバイルコミュニケーションズ製の「ARROWS ef FJL21」を発表。11月2日より発売する。

4.3型HD液晶（1280×720ドット）塔載の「LTE」対応スマートフォン。性能面では、プロセッサーにQualcomm製のデュアルコアCPU「MSM8950」（1.5GHz）を、RAMに1GBのメモリーを搭載し、データ量の大きいパソコン向けサイトを閲覧したり、複数のタスクを同時に実行してもスムーズな動作が可能だ。ボディの表面積に占める液晶画面の比率を高めた狭額縁化により、幅62mmのコンパクトボディを実現。ボディ背面には、画面のON/OFFができる「指紋センサー」を備えており、片手での操作がしやすい設計となっている。

また、独自技術の「ヒューマンセントリックエンジン」を進化。手に持っていることを検知して画面がオフになることを防ぐ「待ってる間ON」に対応し、ウェブやメールを閲覧中に画面が暗くならないようにしている。

カメラは、810万画素のCMOSセンサー内蔵のメインカメラと、120万画素のCMOSセンサー内蔵のサブカメラを搭載。カメラの起動時間を約0.5秒に、撮影間隔を約0.5秒に高速化したのが特徴だ。暗い場所でもきれいな撮影が行える「高速・高画質カメラ」を装備する。

そのほか、利用状況に応じて節電する「NX!エコ」機能を塔載し、従来機種よりバッテリー駆動時間を延長。また、ボディには塗装がはがれにくく指紋がつきにくい「ウルトラタフガード plus」を採用している。

機能面では、ワンセグやおサイフケータイ、NFC、赤外線通信、防水・防塵などを搭載。簡易留守番電話や指定番号着信拒否なども備え、携帯電話と使い勝手も高めている。

プラットフォームは「Android 4.0」。ストレージとして、8GBのメモリーを内蔵。外部メディアは、microSDXCカードをサポート（最大64GB）をサポート。バッテリー容量は1800mAhで、3G待受時間が約490時間、LTE待受時間が410時間、3G連続通話時間が約520分。本体サイズは62（幅）×127（高さ）×10.7（奥行）mm、重量は約139g。ボディカラーは、ソリッドブラック、ソフトブルー、ピンクゴールドの4色を用意する。

富士通モバイルコミュニケーションズ