2019年02月25日　17:49

ソニー、21：9の4K有機ELディスプレイやトリプルカメラ採用の「Xperia 1」

ソニーモバイルコミュニケーションズは、スペイン・バルセロナで2月25日より開催される「MWC19 Barcelona」において、スマートフォンのフラッグシップモデル「Xperia 1」を発表した。

世界初となる、4K有機ELディスプレイ（3840×1644ドット）を搭載したのが特徴。21：9アスペクト比や10bitカラー相当の高い階調表現を実現した高画質ディスプレイ技術により、新たなコンテンツ体験を実現する「CinemaWide（シネマワイド）」を採用。幅72mmの手になじむサイズながら、約6.5型の大画面を実現している。

また、HDR（ハイダイナミックレンジ）の対応に加え、BRAVIAで培った高画質化技術「X1 for mobile」によりSDR映像コンテンツをHDR相当の画質で美しく表示することを可能にした「HDRリマスター」を新たに搭載し、さまざまな動画コンテンツにおいて高精細な映像美を楽しめるという。

カメラ機能では、有効画素数約1200万画素のイメージセンサーを採用した3つのカメラを搭載。焦点距離26mm（F1.6）/52mm（F2.4）/16mm（F2.4）（35mm換算）のレンズを自在に切り替えることができるトリプルレンズカメラを搭載し、光学2倍ズームや背景ぼけ撮影、超広角撮影が可能だ。

さらに、瞳を検出してオートフォーカスする「瞳AF」にスマートフォンとして世界で初めて対応。AF追従に加え、AE（自動露出）にも追従する10コマ/秒の高速連写を実現し、動く被写体でもフォーカスや明るさが合った連写撮影が可能だ。

操作性では、独自のUIを実装することで、21：9のアスペクト比ならではの使いやすい2画面同時表示が可能。動画視聴を楽しみながらSNSの閲覧やメッセージのやり取りを行えるなどの21：9マルチウィンドウ表示が簡単に行える。

主な仕様は、プロセッサーが「Snapdragon 855」、メモリーが6GB。外部メモリーはmicroSDXCカードに対応。OSは「Android 9 Pie」をプリインストールする。

このほか、バッテリー容量は3330mAh。本体サイズは72（幅）×167（高さ）×8.2（奥行）mm。重量は重量約180g。

ボディカラーは、ブラック、ホワイト、グレー、パープルの4色を用意する。

ソニーモバイルコミュニケーションズ