2019年05月13日　11:50

au、2m落下試験をクリアした新タフネススマホ「TORQUE G04」

au（KDDI）は、2019年夏モデルのスマートフォンとして、「TORQUE G04」（京セラ製）を発表。8月下旬より発売する。

米国国防総省が定める調達基準「MIL-STD-810G」に加えて、京セラ独自の耐衝撃、耐荷重、耐海水の試験を含む27項目の試験をクリアしたというモデル。IPX5/8相当の防水性能、IP6X相当の防塵性能を装備する。

具体的には、高さ約2mから鉄板・コンクリートに製品を落下させる試験をクリアしたほか、水深約2mに1時間耐えられる耐海水性能を採用。海から上がった後、そのまま一緒にシャワーを浴びることができるよう、温水シャワーにも対応したという。

カメラ機能は、メインカメラが約2400万画素＋約800万画素。イメージセンサー4つの受像部を結合することで、少ない光量でも、被写体の色味や質感をより高感度で再現できるという。近距離ぼかし補正機能やAction Overlay（アクションオーバーレイ）機能も搭載する。

さらに、画面や手が濡れた状態でも使える「ウェットタッチ」と、グローブをしたままでも使える「グローブタッチ」に対応。グローブを着けたままでも押しやすい、受話やアプリ起動などができる大型ボタンを、本体側面に配置した点も特徴だ。

このほか、Bluetooth接続によって、野外でのグループ活動の際、ほかのスマートフォン内の楽曲や映像音源を、立体的かつ迫力のある音で鳴らせるというスピーカー機能「みんスピ」も備える。

主な仕様は、ディスプレイが約5型フルHD液晶（1920×1080ドット）、プロセッサーが「Snapdragon660」、メモリーが4GB、内蔵ストレージが64GB。外部記録媒体はmicroSDXメモリーカード（最大512GB）に対応。サブカメラは約800万画素。OSは「Android 9.0」をプリインストールする。

このほか、バッテリー容量が2940mAh（暫定値）。連続通話時間、連続待受時間、電池持ち時間は未定。おサイフケータイの利用も可能。本体サイズは73（幅）×150（高さ）×13.4（奥行）mm、重量は約 203g（いずれも暫定値）。ボディカラーはブルー、レッド、ブラックを用意する。

京セラ