2022年12月08日　14:40

ガーミン、アナログ時計内蔵のハイブリッドGPSウォッチ「Instinct Crossover」シリーズ

「Instinct Crossover Dual Power Tactical Edition」

ガーミンジャパンは、タフネスアウトドアGPSウォッチ「Instinct」シリーズより、ウォッチフェイスにアナログ時計を組み込んだハイブリッドモデル「Instinct Crossover」シリーズを12月16日に発売すると発表した。

ラインアップ（カッコ内はボディカラー）は、ソーラーバッテリー搭載の「Instinct Crossover Dual Power」（Graphite、Tidal Blue）、暗視ゴーグルとの互換性やステルスモードなどのミリタリー機能を備えた「Instinct Crossover Dual Power Tactical Edition」（Black）を展開。なお、オンラインショップ限定で、ノンソーラーモデル「Instinct Crossover」（Blue Granite）も用意する。

いずれも、二重ベゼルを採用した本体に、発光アナログ時計針を収めたハイブリッドモデル。外衝撃による時計の針のズレを検出し、GPSで今いる場所の標準時刻に自動補正する独自機能「RevoDrive」を搭載。「MIL-STD-810」（耐熱、耐衝撃、耐水）をクリアしたうえ、100m防水に対応した。

また、176×176ドット表示の1.3型ディスプレイを搭載。発光アナログ針の背後にあっても、時計・デジタル画面双方が見やすいデザイン性を実現したという。計測データの表示時は、表示のじゃまにならない位置に時計針が自動的に動く。さらに、デジタル表示とアナログ針とのハイブリッド表示も可能とした。

ヘルスモニタリング機能は、心拍数、歩数などに加えて、ストレスレベル、体のエネルギー残量を可視化する同社独自の「Body Battery」、血中酸素トラッキング、睡眠の質を100までの数値で評価する「睡眠スコア」などを採用。

ただし、同社は「血中酸素トラッキングによる測定は、医療目的で使用されることを意図するものではなく、あくまで一般的なフィットネスとウェルネスの範囲で利用することを目的とするもの」とアナウンスしている。

スポーツアクティビティ機能は、筋力トレーニングやランニング、水泳、ヨガを始め、スキー、スノーボード、ゴルフ、ウィンドサーフィン、マウンテンバイクなど各種スポーツ種目、HIIT、クロスカントリー、フィッシングやハンティングプロフィールなど、30種類以上を搭載。アウトドアでの突発的な事故に見舞われたときに自動的に事故を検出し、登録した緊急連絡先に現在地を送信する事故・転倒検出機能も装備した。

このほか、メールやSNSなどの通知機能も採用。Suicaのキャッシュレス決済も対応する。

本体サイズは45（幅）×45（高さ）×16.2（奥行）mm、重量は65g。

価格は「Instinct Crossover Dual Power」が93,000円、「Instinct Crossover Dual Power Tactical Edition」が99,000円、「Instinct Crossover」が83,000円。

ガーミン