2023年05月24日　12:27

ファーウェイ、管理医療機器認証を取得した「HUAWEI WATCH D ウェアラブル血圧計」

「HUAWEI WATCH D ウェアラブル血圧計」（価格.comマガジンによる取材写真）

ファーウェイ・ジャパンは、ウェアラブル端末の新モデルとして、「HUAWEI WATCH D ウェアラブル血圧計」を6月14日に発売すると発表した（画像1枚目は、価格.comマガジンによる取材写真）。

「日本での管理医療機器認証を取得した」というウェアラブル型の血圧計。本体内部に圧電式のマイクロポンプを搭載し、「小さいながらも、ベルト部分に格納されたカフにしっかりと空気を送り込む」として「安定した計測が可能」とのこと。さらに、高精度圧力センサーを装備し、精度の高い圧力フィードバック制御と空気抵抗を最小限に抑えることで、「圧力測定の誤差を±3mmHg以内に抑える」という。

また、毎日の血圧測定時にかかる圧力に耐えられるように、ベルト部分には、耐久性の高い高分子素材を採用。さらに、高分子素材をフッ素ゴムで挟みこむサンドイッチ構造を施しており、「変形しづらく、安定した測定が可能」とのこと。ステンレス製バックルにも、耐久性の高いサージカルステンレスを採用した。

仕様面では、計測結果の安定性の欠如を補うため、独自技術の「HUAWEI TruBPTM血圧アルゴリズム」を用いて計測結果を導き出すとのこと。「ビックデータに基づいて、さまざまなグループの血圧特徴を収集し、カスケード技術を通じて構築したアルゴリズムによって、測定結果を算出する」と同社では説明する。

加えて、血圧測定以外の健康管理機能として、HUAWEI TruSeen 5.0+ 心拍数モニタリング技術を採用し、2色のLEDライトとリング状に配置された8個のフォトダイオードが相互に作用することで、光ノイズを効果的に除去するという、心拍数モニタリングに対応。血中酸素レベル、睡眠、ストレスといったヘルスケアデータの計測も可能だ（医療目的には使用できない）。

このほか、表示部は1.64型（456×280ドット、326ppi）AMOLEDカラースクリーンを装備。バッテリー持続時間は、通常使用で最大7日間。IP68相当の防水・防塵性能を採用する。ストラップ幅は30mm（グラデーション後の幅）。

本体サイズは51（幅）×38（高さ）×13.6（奥行）mm、重量は約40.9g。ボディカラーはグラファイトブラック。

市場想定価格は60,280円。