2010年09月07日　16:04

パナソニック、旅行向けポータブルナビ「旅ナビ」

パナソニックは、旅行に最適なポータブルSDトラベルナビゲーション「旅ナビ」を発表。「CN-SG500L-T」と「CN-SG500D-T」の2機種を10月8日より発売する。

昭文社「MAPPLEガイド」データ約100冊分、全国約8万件の施設情報をSDHCカードにプリインストールした、旅行向けのポータブルナビ。観光スポット情報から、目的に合ったスポットを写真と詳細な情報を見ながら旅行プランの作成が可能なほか、内蔵の200万画素カメラで近くの施設にカメラを向けてシャッターを切ることで、付近にある施設のガイドブック情報を検索して、画面上に表示する「何これカメラ」機能、ディスプレイに写った風景に周辺施設名や地名を重ねて表示する「街並みスコープ」機能、撮影した写真に位置情報を付加する機能など、旅行に便利な機能が充実しているのが特徴だ。

ナビゲーション機能は、街歩きに便利なGPS測位機能と電子コンパスを搭載。自分が今どこにいるのかという位置情報をGPS情報から、向いている方角を電子コンパス（歩行モード時のみ）によって、地図上で確認することができる。また、街歩き中に行きたい所までのルート表示をする「歩行モード（おでかけウォーク）」を搭載。途中で、レストランなど周辺の施設情報を簡単に呼び出し、目的地に設定することも可能だ。

自動車向けのナビゲーション機能では、画面上の「ランドマーク」ボタンを押すだけで、駐車場やコンビニなどあらかじめ選んでおいたランドマークを地図上に表示し、選択したランドマークまでのルートを高速で探索可能。地図上に表示されている［迂回］ボタンを押すことで、現状ルートとは違う迂回ルートの探索も可能となっている。地図データベースには、10m縮尺の全国1,006都市の市街地図をはじめ、電話番号（タウンページ）情報約880万件、個人宅電話番号約2,070万件分などを収録している。

このほか、「ワンセグ録画機能」や「MP3/WMA再生機能」といったAV機能も搭載。「ディーガ」や「ビエラ」の「番組持ち出し」機能で持ち出したSD動画の再生機能も備える。

主な仕様は、本体サイズが、152（幅）×92（高さ）×18.5 mm（奥行）mm、重量は249g。液晶ディスプレイは、LEDバックライト採用の5V型ワイド。バッテリーは、リチウムイオンタイプで、充電時間は約3時間。バッテリー駆動時間は、ナビゲーションで約2時間40分、ナビゲーション（省電力モード利用時）で約6時間、ワンセグ視聴時で約2時間50分となる。

なお、「CN-SG500L-T」は家電ルート、「CN-SG500D-T」はカー用品店ルートで販売される。市場想定価格は6万円前後。

パナソニック