2012年01月17日　14:24

パナソニック、歩行専用案内地図搭載「旅ナビ CN-SG510」

パナソニックは、旅行に最適なポータブルSDトラベルナビゲーション「旅ナビ」の新モデル「CN-SG510」を発表。家電ルート取扱モデル「CN-SG510L」とカー用品店ルート取扱モデル「CN-SG510D」の2機種（仕様は共通）をラインアップし、2月10日より発売する。

新モデルでは、2010年10月に発売された1号機「CN-SG500」の機能を強化。新たに歩行専用案内地図を搭載しているのが特徴だ。「歩行専用案内地図」は、自分が今どこにいるのかという位置情報をGPSで測位し、向いている方角を電子コンパス（歩行モード時のみ）によって、地図上で確認することができる。また、歩行ルートに必要な歩道橋やエスカレーター、公園を横切る近道も考慮したルート探索ができるほか、現在地と目的地までの直線方向を表示することに加え、道なり距離も画面上に表示するため、自分のいる現在地と目的地の場所と距離を確認することが可能だ。

さらに、歩行モード（おでかけウォーク）では、横画面表示と縦画面表示の両方に対応。歩行ルートは、状況や好みに応じて5つ（にぎやかな通り優先、屋根の多い通り優先、歩き易さ優先、カロリー消費優先、おまかせ）のタイプから選択することができる。

カメラ機能としては、目的地に向かうルートの進行方向を実写の街並み上に表示する新「街並みスコープ」を搭載。実写の街並みに進行方向の矢印が表示され、目的地まで矢印でサポートする。また、GPSとカメラ機能を使って近くの施設の詳細情報が画面に表示される「何これカメラ」機能や、カメラ（約200万画素）で撮影した写真に位置情報を付加できる機能なども搭載している。

このほか、昭文社「MAPPLEガイド」データ約100冊分、全国約73000件の施設情報を収録。ガイドブックのような感覚で、出発前に行きたいところを探すことが可能だ。また、付属の車載用吸盤スタンドを使ってカーナビゲーションとして利用できるほか、ワンセグチューナーを内蔵しており、ワンセグ放送の視聴に加えSDカード（別売）への録画も可能となっている。

ディスプレイには、5V型ワイド液晶を搭載。バッテリーは、リチウムイオンタイプで、充電時間は約3時間。バッテリー駆動時間は、ナビゲーション使用で約2時間40分（省電力モード利用時は約6時間）、ワンセグ使用で約2時間50分となる。本体サイズは、152（幅）×92（高さ）×17～18.5（奥行）mmで、重量は249g。

価格はいずれもオープン。

パナソニック